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紫外線対策マニュアル!紫外線の種類・ダメージ・対策法メインイメージ
スキンケア 2019.03.04

紫外線対策マニュアル!紫外線の種類・ダメージ・対策法

紫外線対策には、つい忘れがちなポイントがあります。焼けない日やけ止めの塗り方や、もっと効果的に紫外線をカットする方法をお伝えします。要点を抑えた紫外線対策で、今すぐ"光老化"をストップさせましょう!
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  1. 自分の肌をチェックしよう
  2. 紫外線ってどんなもの?
  3. 紫外線対策の基本
  4. 体の内側から紫外線ケア
  5. 紫外線のミニ知識

日やけ止めに表示されている「SPF」や「PA」の意味はご存知ですか?
紫外線には種類があり、目に見える肌の変化からDNAレベルまで、様々なダメージを与えています。その影響は、ただ肌が黒くなってシミができるだけにはとどまりません。
想像以上に怖い紫外線をガードするために知っておきたい、基本事項をお伝えします。

自分の肌をチェックしよう

"光老化"が進んでないかをチェック

肌が老化する原因の80%は紫外線であると言われており、紫外線による老化を"光老化"といいます。
自分の肌が光老化しているか、さっそくチェックしてみましょう。

紫外線に当たりにくい太もも・腕の内側の肌と、顔や手の甲を見比べてください。日に当たらない部分は比較的色白でしっとりとやわらかく、シミ・シワのない状態を保っていませんか?

この肌の差が、"光老化"。紫外線によるダメージは、シミ・そばかす・たるみ・シワ・乾燥・ハリや弾力の低下を引き起こし、知らぬ間に肌を老化させてしまいます。

光老化についてはこちらの記事も:
シミ・シワ・たるみの加速に待った! UVケアこそ、最強エイジングケア!

"スキンタイプ"で日焼けのしやすさをチェック

同じ日本人でも、メラニンを作って紫外線から肌を守る能力は、人によって異なります。下記のスキンタイプをチェックして、自分の防御力を知っておきましょう。

【スキンタイプ1】紫外線を浴びても、赤くなるだけで黒くはならない
色が白くメラニン色素をあまり作れないため、紫外線によるダメージを受けやすいタイプ。日やけ止めと日傘を併用するなど、念入りなUVカットを行いましょう。

【スキンタイプ2】赤くなるがしばらくすると色が黒くなる
メラニン色素がある程度肌を守っていますが、紫外線対策は必要です。

【スキンタイプ3】あまり赤くならず、すぐに色が黒くなる
メラニン色素を多く生成できるため、肌をしっかり守っています。しかし、ダメージは年々蓄積されていくため、気を緩めずにケアをしましょう。

紫外線ってどんなもの?

紫外線は目に見えない"光"

紫外線は、太陽光の一種。"光"は波の性質を持っており、波の振動する長さによって種類が分けられています。
波長が短いほどエネルギーが強く、波長が長いほど人体の内部まで届きます。太陽からの光には、目に見える「可視光線」もあれば、目に見えない「赤外線」や「紫外線」もあります。

紫外線には、UV-A・UV-B・UV-Cの3種類がありますが、その中で地上に届いているのは、波長が短い順にUV-Bの一部とUV-A。波長が短くエネルギーの強いUV-C・UV-Bの一部は、オゾン層に吸収され、地上には届きません。

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紫外線の種類

紫外線にはUV-AとUV-Bがあり、それぞれ異なる性質を持っています。

UV-Aは波長が長いため、肌のハリや弾力を保つクッションの役割をする「真皮」にまで到達します。そうすると、シワ・たるみを引き起こし、真皮へのダメージはほとんど元には戻りません。また、肌を黒くする「サンタン」も発生します。UV-Aは窓ガラスを通り抜けやすいため、窓際で浴び続けないように注意が必要です。

UV-Bは波長が短くエネルギーが強いため、あらゆる方向から肌に届いて、主に人体の表皮にダメージを与えます。赤く炎症をおこす「サンバーン」と、肌を黒くするサンタンの両方が発生し、水分を減少させて乾燥したり、肌荒れやごわつきの原因となります。

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日焼けのメカニズム

紫外線を浴びると、それを防ぐために黒いメラニン色素が生成されて、帽子のように細胞内の核を覆って守ります。これが肌が黒くなる原因です。

肌を守るためのメラニン色素は、肌のターンオーバーとともに排出され、角質と一緒に垢になってはがれ落ちます。ところが、紫外線を浴び続けるなどしてメラニン色素が過剰になると、排出されずに表皮に残ることもあり、シミとなってしまいます。

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紫外線によるダメージは日焼け以外にも

紫外線を受けると、皮膚の中では活性酸素が発生します。活性酸素は本来、適量であれば体内に入った細菌・病原菌に対抗してくれますが、過剰になると細胞を傷付けて老化につながります。
特に、UV-Aによって発生した活性酸素は、肌の真皮層の細胞を変質して、肌の弾力を低下させてたるみやシワの原因となります。

それに加えて、紫外線は細胞の中で遺伝子情報を持っているDNAを傷付けます。特にUV-Bはエネルギーが強いため、DNAを直接損傷。また、紫外線が肌にあたることで発生する活性酸素もDNAにダメージを与えています。

通常はDNAが傷ついても修復されますが、繰り返し修復する際にエラーが起きると老化やガンにつながることも。人体は、DNA損傷から身を守るシステムを備えていますが、できる限り紫外線をカットしてダメージを受けないようにしましょう。

紫外線対策の基本

高いほどよい?SPFとPAの選び方

日やけ止めに書かれている、SPFはUV-Bの防止効果であり、赤くなる「サンバーン」を起こすまでの時間を何倍に伸ばせるかの数値です。

何も塗らない場合、日本人だと色白肌は20分・普通肌で25分・色黒肌だと30分でサンバーンを起こします。例えばSPF50なら、その時間を50倍に延ばすという意味であり、普通肌なら25分×SPF50=1250分(約20.8時間)の間、UV-Bを防ぐことができます。

一方で、PAはUV-Aの防止効果を表します。下記を目安にして、用途にあったアイテムを使用しましょう。

  • 買い物や散歩などの日常生活...【SPF10~SPF20/PA+~PA++】
  • 屋外での軽いスポーツやレジャー...【SPF20~SPF30/PA++~PA+++】
  • 炎天下でのレジャーやリゾート地でのマリンスポーツ...【SPF30~SPF50+/PA++~PA++++】

SPFもPAも、高い度数のアイテムをむやみに使うのではなく、用途に合わせて選ぶことがポイントです。

日やけ止めには「吸収剤」と「散乱剤」がある

紫外線カット剤には、「紫外線吸収剤」「紫外線散乱剤」の2種類があります。

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「紫外線吸収剤」は紫外線を受けると、それを熱などの別のエネルギーに変換して肌を守ります。
吸収剤のメリットは、何といってもその高い紫外線防御力にあります。吸収剤はもともと透明な物質であり、白浮きやきしみ感がないことから、日やけ止めの中に多量に配合できることがその理由です。

安全性が確認された成分が使用されていますが、人によっては科学反応により別のエネルギーに変換する過程で、まれにアレルギーが起きることも。また、科学反応後は効果が落ちるため、汗などで流れ落ちていない場合でも、数時間おきに塗りなおしが必要。
よく使用される成分は、「メトキシケイヒ酸エチルヘキシル」です。

一方、「紫外線散乱剤」は細かい粉が物理的に紫外線を跳ね返します。低刺激であり、"ノンケミカル"と表示している日やけ止めが、このタイプです。

紫外線を散乱させる白い粒子が配合されているため、中には白くなってきしむ商品も。一般的に、散乱剤タイプで高いUV防止力を保ちながら、使用感もよくするのは難しいことですが、近年はきしみ感のないアイテムも増えています。
よく使用される成分は、パウダーファンデーションなどにも含まれる「酸化チタン」や「酸化亜鉛」です。

吸収剤・散乱剤の両方を配合した商品もあります。肌のコンディションや使用感をポイントに、日やけ止めを選んでくださいね。

日やけ止めは「量」に注意!「塗りなおし」もマスト

日やけ止めは、メーカーの規定より少ない使用量だと、SPF・PA効果が低下してしまいます。

クリーム状だとパール粒2個・液状だと一円玉2個分が基本的な必要量。少し多いと思われるかもしれませんが、2回に分けて重ね塗りをしましょう。特に、エアゾール(スプレー式)タイプは手軽で便利ですが、塗る量が少なくなりやすいので要注意です。

たとえウォータープルーフタイプでも、洋服でこすれたり汗や皮脂で押し上げられると、日やけ止めは落ちてしまいます。表示されたSPF・PAの効果を得るためには、決められた量を塗った上で、1日何度か塗りなおしをしましょう。

それでも日焼けをしてしまったら:
"うっかり日焼け"をなかったことにする<緊急&アフターケア>の方法

コスメを重ねて徹底ガード

日やけ止めの使用量が重要とはいえ、厚塗りをするとメークが崩れやすくなることも。また、なかなか塗りなおしができないときもありますよね。

そんなときは、UVカット効果のある下地やファンデーション・パウダー・リップクリーム・ハンドクリームなどを活用して、複数のコスメを重ねて肌を守りましょう。アイテムを重ねることでUVカット効果は少し高まります。
また、メイク直しをするときは、UVカット機能のあるパウダーなら手軽に使うことができますよ。さらに、日傘・サングラス・つばの広い帽子など身に着けるアイテムも活用して、紫外線をブロックしましょう。

こちらもチェック!:
紫外線防止の基本!日やけ止めの塗り方から身につけるべきアイテムまで

体の内側から紫外線ケア

活性酸素を抑える食事

紫外線は、身体の内側からもケアしましょう。日本人はビタミン類が不足しやすい傾向にありますが、特にビタミンA・C・Eは、紫外線を浴びたときに発生する活性酸素を除去する役割があります。

  • ビタミンA...レバー、鶏肉、にんじんなどの緑黄色野菜
  • ビタミンC...ピーマン、パプリカ、イチゴなど
  • ビタミンE...かぼちゃ、アボカド、アーモンドなど

また、"ファイトケミカル"とよばれる、植物に含まれる化学物質は、活性酸素を無害にする強い抗酸化力を持っています。トマトやスイカに含まれる「リコピン」や、緑茶や紅茶に入っている「カテキン」なども、ファイトケミカルのひとつ。

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バランスのとれた食事が前提ですが、不足しやすい栄養素はサプリメントなどでカバーするのもひとつの手段となります。

"飲む日やけ止め"は、日やけ止めや日傘と併用して

飲むタイプの日やけ止めが市販されていますが、これは紫外線を浴びたときに発生する活性酸素を抑えるもの。直接紫外線をカットする効果はないので、肌の表面は焼けてしまいます。
紫外線によるダメージを減らす効果はありますが、塗るタイプの日やけ止めや日傘を必ず併用しましょう。

紫外線のミニ知識

雨の日や冬でも、UV対策は必須

雨や冬の日も、紫外線対策は必要です。紫外線量は、曇りは60%程度、雨の日でも30%となり、ゼロではありません。
また、夏より少ない量にはなりますが、冬も紫外線は降り注ぎます。とくにUV-Aは、冬でも夏の半分程度の量にしか減りません。さらに、雪が降ると反射によって紫外線量が増えるため、降雪地域では気をつけましょう。

詳しくはこちらの記事も:
冬や雨の日もUVケアは必要?季節や天気によって変動する紫外線量

保湿で紫外線対策を

十分な保湿でうるおった肌は、実は紫外線をカットする力がアップします。
乾燥している肌は表面が乱れてバリア機能が衰えていますが、保湿をすることでバリアのすき間が埋まり、より強固に肌を守ります。水は紫外線を反射するはたらきがあるため、水分が補われた肌は、紫外線を跳ね返す能力も向上。
紫外線を防ぐために、みずみずしい肌を保ちましょう。

目からも日焼けは進行する

目に長時間強い紫外線を浴びると、白内障や加齢黄斑変性症などの病気を引き起こしてしまいます。
それだけではなく、目に強い紫外線が入るだけで、脳は体内にメラニン色素を作るように命令を出すことが分かっています。目に紫外線が入るだけで、肌が黒くなり、シミやそばかすが増えてしまうのです。肌だけでなく、目に入ってくる紫外線もブロックしましょう。


気づいたら光老化が進んでいた...。そんな事態を避けるために、UV対策は毎日のスキンケアの一部として取り入れましょう。

まず、日やけ止めは使用量を守るために、2回に分けて重ね塗りをするのがポイント。そして、日中も塗りなおしをするか、パウダーなどで化粧直しをしましょう。
UVカット効果のある化粧品を重ねて層を作り、日傘やサングラスもプラスするとさらに安心です。

また、十分にうるおった肌は、紫外線をガードする力が一段とアップします。

ポイントを抑えた紫外線対策で、年齢を重ねても陰りのない美肌を守り抜きましょう。

【監修】DHC美容相談室
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更新日/2019.03.04
更新日/2019.03.04

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