> > 化粧品がお肌に合わないあなたに!成分表示の全知識
化粧品がお肌に合わないあなたに!成分表示の全知識メインイメージ
スキンケア 2019.01.30

化粧品がお肌に合わないあなたに!成分表示の全知識

化粧品がお肌に合わないと感じたら、一度自分で成分表示を確認してみましょう。 全成分表示、旧指定表示成分、薬用化粧品の成分表示、気になる「無添加」についてもお伝えします。
化粧品がお肌に合わないあなたに!成分表示の全知識メインイメージ
indexindex
  1. 化粧品の全成分表示って?
  2. トラブルになりやすい成分をチェック!
  3. 旧指定表示成分一覧表

化粧品のパッケージを見て、成分を確認したことがありますか?

化粧品は2001年4月より全成分表示が義務付けられています。 化粧品は元々、多くの人が安心して使用できるように開発されていますが、人によっては肌に合わないと感じる方もいますよね。

そんな時に、化粧品の成分表示の見方を知っていると、自分のお肌にぴったり合う化粧品選びに役立ちます。 全成分表示のルールや旧指定表示成分はどんなものなのか。 そして、お肌に優しいイメージの「無添加」「パラベンフリー」とは何なのか。 化粧品の成分表示についてまとめました。

化粧品の全成分表示って?

化粧品と薬用化粧品

化粧品のパッケージの表示を見てみましょう。すると、化粧品・薬用化粧品(医薬部外品)の2種類があることがわかります。

薬用化粧品は、ある目的に対する「有効成分」が規定量配合されているもの。国の審査をクリアしており、自主基準で自由に成分表示をしています。 対して、薬用化粧品以外の化粧品は、全成分表示が義務。配合量の順番通りに表示しています。ただし、1パーセント以下の成分は順不同で表示。着色剤は、すべての成分のあとに、順不同で表示されます。

成分表示されていない!キャリーオーバー成分

キャリーオーバー成分とは、配合されている成分に付随する成分。製品中には、効果を発揮するほどの量は含まれていないため、表示しなくてよいとされています。

しかし、キャリーオーバー成分には、原料に元から含まれる成分や、成分を抽出する際に含まれる成分も該当します。例えば、原料を育てるときの農薬や、成分を抽出する溶剤も、混入しているかもしれません。 さらに、キャリーオーバー成分にはアレルギーの原因となりうる物質もあるため、成分表示されるべきとの声も高まりつつあります。

190130_02_02

トラブルになりやすい成分をチェック!

旧指定表示成分からチェック!

2001年4月より義務化された、化粧品の全成分表示。 それ以前は、「旧表示指定成分」のみ表示がルールでした。現在では、旧指定表示成分を含んだすべての成分の表示が、義務となっています。

旧指定表示成分には、体質によってアレルギーやトラブルを起こす恐れのある化粧品成分や香料が指定されています。 いつも化粧品が肌に合わない...という方は、成分表示の中でも、特に旧指定表示成分からチェックしてみてください。肌に合わない化粧品に必ず入っている成分があれば、その成分を避けるのも手です。症状が出たときは、医療機関への受診をおすすめします。

キャリーオーバー成分にも要注意!

実は、キャリーオーバー成分の中には、旧表示指定成分も多くあります。全成分表示に含まれないため、アレルギーの原因物質として見逃す可能性があります。

ただし、旧表示指定成分以外にも、トラブルの要因となる成分はあります。特に、2001年以降に開発された成分は、旧指定表示成分には含まれません。肌トラブルがあったときは、旧指定表示成分以外にも、注意してみましょう。

無添加やパラベンフリーも肌に合わない可能性はある...!?

「○○無添加」「○○フリー」と書いてあると、肌にやさしい気がしますよね。 実は「無添加」「フリー」の基準はあいまいで、ただその成分が配合されていないことを表示しているだけのもの。

着目されることの多い防腐剤「パラベン」(パラオキシ安息香酸エステル)も旧指定表示成分のひとつで、「パラベンフリー」という言葉はよく耳にするのではないでしょうか。つまり、「パラベンフリー」となっていても、他の防腐効果のある成分が配合されているかもしれません。 ただし、防腐剤は、化粧品を長期間安全に保管するために必要な成分。入っていることが決して悪いという訳ではありません。逆に入っていないことで、化粧品が劣化しやすくなり、肌へ影響を与える可能性もあります。

190130_02_03

旧指定表示成分一覧表

分類 薬事法による成分名
殺菌剤・防腐剤 パラオキシ安息香酸エステル、2-メチル-4-イソチアゾリン-3-3オン、レゾルシン、5-クロロ-2-メチル-4-イソチアゾリン-3-オン、安息香酸及びその塩類、イソプロピルメチルフェノール、ウンデシレン酸及びその塩類、ウンデシレン酸モノエタノールアミド、塩酸クロルへキシジン、オルトフェニルフェノール、グルコン酸クロルヘキシジン、クレゾール、クロラミンT、クロルキシレノール、クロルクレゾール、クロルフェネシン、クロロブタノール、サリチル酸及びその塩類、ソルビン酸及びその塩類、チモール、チラム、デヒドロ酢酸及びその塩類、トリクロサン、トリクロロカルバニリド、パラクロルフェノール、ハロカルバン、フェノール、ヘキサクロロフェン、臭化ドミフェン、臭化アルキルイソキノリニウム、塩化セチルピリジニウム、塩化ベンザルコニウム、塩化ベンゼトニウム、塩酸アルキルジアミノエチルグリシン
防腐剤 1,3-ジメチロール-5,5-ジメチルヒダントイン、N,N"-メチレンビス〔N'-(3-ヒドロキシメチル-2,5-ジオキソ-4-イミダゾリジニル)ウレア〕
界面活性剤 塩化ラウリルトリメチルアンモニウム、酢酸ポリオキシエチレンラノリンアルコール、臭化セチルトリメチルアンモニウム、セチル硫酸ナトリウム、ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸塩類、ポリオキシエチレンラノリン、ポリオキシエチレンラノリンアルコール、ラウリル硫酸塩類、塩化セチルトリメチルアンモニウム、ラウロイルサルコシンナトリウム
界面活性剤(帯電防止剤) 塩化アルキルトリメチルアンモニウム、塩化ジステアリルジメチルアンモニウム、塩化ステアリルジメチルベンジルアンモニウム、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム
界面活性剤(洗浄剤) 直鎖型アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム
毛根刺激剤 ショウキョウチンキ、トウガラシチンキ、ノニル酸バニリルアミド、カンタリスチンキ
保湿剤など プロピレングリコール
皮膜形成剤 セラック
粘着剤、皮膜形成剤 ロジン
調合香料の原料など ベンジルアルコール
中和剤 ジエタノールアミン、トリイソプロパノールアミン、トリエタノールアミン、ジイソプロパノールアミン
増粘剤 ピロガロール
色材原料、防腐殺菌剤 トラガント
消炎剤 塩酸ジフェンヒドラミン、グアイアズレンスルホン酸ナトリウム、ニコチン酸ベンジル
収れん剤 パラフェノールスルホン酸亜鉛、イクタモール
紫外線吸収剤 シノキサート、パラアミノ安息香酸エステル、2-(2-ヒドロキシ-5-メチルフェニル)ベンゾトリアゾール、サリチル酸フェニル
紫外線吸収剤、消炎剤 グアイアズレン
紫外線吸収剤、安定化剤 オキシベンゾン
酵素類 塩化リゾチーム
抗酸化剤など カテコール、酢酸dl-α-トコフェロール、dl-α-トコフェロール、ジブチルヒドロキシトルエン、ブチルヒドロキシアニソール、没食子酸プロピル
金属イオン封鎖剤 エデト酸及びその塩類
基剤・乳化安定助剤 セタノール、ステアリルアルコール、セトステアリルアルコール
基剤 酢酸ラノリンアルコール、ポリエチレングリコール(平均分子量が600以下の物)、ミリスチン酸イソプロピル、ラノリン、液状ラノリン、還元ラノリン、硬質ラノリン、ラノリンアルコール、水素添加ラノリンアルコール、ラノリン脂肪酸イソプロピル、ラノリン脂肪酸ポリエチレングリコール、酢酸ラノリン
基剤・接着剤 天然ゴムラテックス
化粧品用色材 一部のタール色素
ホルモン ホルモン
香料 香料
*医薬部外品中の有効成分となりうる成分。

化粧品には、安全性が確認された成分が使用されています。 その中でも、自分の肌には合わない成分があれば、その成分は避けたいもの。

そんなときに、旧指定表示成分は、トラブルの恐れがある成分として目安にすることができます。ただし、旧指定表示成分以外でもトラブルの原因成分は多くあります。さらに、薬用化粧品であったり、キャリーオーバー成分に含まれている場合、成分表示では確認できないことも。旧指定表示成分だけを避ければ安心というわけではありません。 成分表示を確認して、お肌にぴったり合うコスメを選んでくださいね。

【監修】DHC美容相談室
通話料無料
0120-575-370(日曜、祝日を除く9時~20時)
「DHC美容相談室」は、美容の専門スタッフによるお客様専用のご相談窓口です。DHCの化粧品に関するさまざまなご相談・お問い合わせに対し、スタッフは専門知識と豊富なデータをもとに、具体的なアドバイスでおこたえします。
更新日/2019.01.30
更新日/2019.01.30

RECOMMENDEDRECOMMENDED合わせて読みたい

RANKINGRANKINGアクセスランキング

POPULARPOPULAR人気の記事

TOPIC TAGSTOPIC TAGS人気のタグ

オリーブチャンネルとは?

オリーブチャンネルは、株式会社ディーエイチシーが運営する、美容・健康情報をご紹介するサイトです。話題の美容・健康成分のご紹介や、肌や身体を美しく元気にする方法を発信していきます。

オリーブチャンネルとは?

オリーブチャンネルは、株式会社ディーエイチシーが運営する、美容・健康情報をご紹介するサイトです。話題の美容・健康成分のご紹介や、肌や身体を美しく元気にする方法を発信していきます。