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スキンケア 2018.10.18

成長ホルモンだけじゃない?本当の「肌のゴールデンタイム」に起きる美肌メカニズム

成長ホルモンの分泌を促す深い眠りには、体内時計を司る「時計遺伝子」の存在を忘れてはいけません!時計遺伝子とメラトニンの効果で、より質の高い「肌のゴールデンタイム」を手に入れませんか?
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  1. まずはおさらい。成長ホルモンとは?
  2. 体内時計と美肌の関係とは?
  3. 成長ホルモンだけじゃない!睡眠ホルモン「メラトニン」の知られざる美容効果
  4. 完璧な肌のゴールデンタイムには「成長ホルモン」「時計遺伝子」「メラトニン」が重要

睡眠によって増えるとされる「成長ホルモン」。ターンオーバーを促進するため、美肌にも大きな影響力があります。

一時期は「22時~深夜2時のゴールデンタイムにしっかり寝ると、成長ホルモンが分泌されて美肌になる」という説まで生まれました。最近ではこの説は"間違っている"というのが常識です。

理由は、成長ホルモンが、22時〜深夜2時という時間に関係なく、睡眠中であれば分泌されるホルモンであるため。

では、不規則な時間に寝起きしても問題ないのか、といえばそれも違います。美肌をつくるメカニズムに「体内時計」も深く関係しているからです。

そして、忘れてはいけないのは「睡眠」にも「時計遺伝子」にも関係のある、睡眠ホルモン「メラトニン」の存在。

今回は、新たな研究でわかった新しい新事実について解説していきます。

まずはおさらい。成長ホルモンとは?

"ホルモン"とは体内でつくられている物質のこと。100種類以上あり、このホルモンが体内で分泌されることで、体の様々な機能がコントロールされています。

ほとんどのホルモン分泌は、「主に睡眠による支配を受ける」場合と「主に体内時計の支配を受ける」場合の大きく2つに分けられます。

その中で、成長ホルモンは「主に睡眠による支配を受ける」ホルモン。眠っている間に分泌量が増え、身長を伸ばす、代謝を促してエネルギーをつくる、そして美肌に必要なターンオーバーを促すといったはたらきをしています。

成長ホルモンは、深く眠ればいつでも出る!

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成長ホルモンは、睡眠中の深い眠り「ノンレム睡眠」の時に多く分泌されます。

つまり、成長ホルモンをより多く分泌させるためには、いつ眠るのかは関係なく、"どれだけぐっすり眠れるか"が重要です。特に眠り始めの最初に訪れるノンレム睡眠は、睡眠全体の中で最も深いノンレム睡眠が訪れます。この時にぐっすり眠ることができるとその後のノンレム睡眠の質も上がり、総合的に成長ホルモンが多く分泌されます。

つまり、肌に「ゴールデンタイム」があるとするなら、この『最初にノンレム睡眠が訪れる、"夜の眠り始めの数時間"』であるといえます。

体内時計と美肌の関係とは?

では、美肌をつくるメカニズムに影響するという「体内時計」についてお話します。

人間の身体は約24.5~25時のリズムで変化しています。これがいわゆる「体内時計」と呼ばれる生体リズム。太陽の光を浴びることで遺伝子が時間を巻き戻し、1日を24時間のリズムに調律しています。
ただし、たとえばいつもより寝過ごして昼の12時頃に起きた場合、この遺伝子は無反応。少し不規則な生活を送るだけで、簡単にこのリズムは崩れてしまうといいます。

体内時計の乱れは、様々な健康リスクにつながります。最新の研究では、美肌にも影響を及ぼすこともわかってきました。

美肌を作り出す時計遺伝子

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夜更かしなど、不規則な生活の後に「メークのりが悪い」「顔がくすむ」「肌が荒れる」...といった肌の不調を感じたことはありませんか?

それは、もしかしたら体内時計の乱れが原因かもしれません。

体内リズムをつくり出している遺伝子のことを「時計遺伝子」といいます。時計遺伝子には、昼に発現量が増える遺伝子と、夜に発現量が増える遺伝子があり、これらの時計遺伝子は24時間の間に一定のリズムを刻みながら発現量の増減を繰り返します。

最新の研究では、皮膚のコラーゲンを増やしたり、エラスチンを産生したりする肌の機能も、この時計遺伝子を介してリズムを刻むことがわかりました。

つまり、時計遺伝子に乱れが生じると、肌の機能も乱れてしまうということです。

時計遺伝子を活性化する成分を発見!

ある研究結果*1によると「サリチロイルフィトスフィンゴシン」「テトラペプチド26」に、夜の時計遺伝子の発現量を増やす効果があることがわかりました。

生活が乱れがちで最近肌の調子もよくない人は、もしかしたら時計遺伝子の発現力が弱まり、体内時計が崩れているのかもしれません。「最近生活リズムが乱れているな...」と思う方はこれらの成分を調べてみてくださいね。

成長ホルモンだけじゃない!睡眠ホルモン「メラトニン」の知られざる美容効果

もうひとつ「肌のゴールデンタイム」にとって、重要な物質があります。

睡眠を促すホルモン「メラトニン」です。

メラトニンは、覚醒と睡眠を切り替えて、夜に自然な眠りを誘うはたらきで有名ですが、細胞の新陳代謝を促して、肌のダメージ修復をサポートする作用もあることが最近わかりました。

また、「成長ホルモン」が睡眠の影響を受けるホルモンなのに対して、「メラトニン」は体内時計、つまり時計遺伝子の影響を受けるホルモンです。時計遺伝子とお互いに協力しあい、体内時計を正常に回していると考えられています。

メラトニンの産生を促す成分「シモフリマツ木エキス」

夜の肌のはたらきのカギとなる「メラトニン」ですが、時計遺伝子が正常であっても、残念なことに加齢とともに分泌量は減少していきます。そこの問題解決のために注目されたのが「シモフリマツ」です。

「シモフリマツ」は、アルプスで生息する樹木。家具の材料に適していると評判で、このマツの木で作られたベッドで眠ると心拍数が減り、くつろぎと深い眠りを得られるといわれています。

DHCの研究で、この「シモフリマツ木エキス」に、メラトニンの産生を促す効果があるとわかりました。

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完璧な肌のゴールデンタイムには「成長ホルモン」「時計遺伝子」「メラトニン」が重要

成長ホルモンをより多く分泌させる深い眠りにつくためにも、睡眠ホルモン「メラトニン」のはたらきは重要です。

「メラトニン」自体にも肌のターンオーバーやダメージ修復に効果があるわけですので、「肌のゴールデンタイム」に成長ホルモンのことだけを考えるのはもう古いと思いませんか?

より効果の高い夜の美容タイムを取り入れたい!そんな時はぜひ「時計遺伝子」と「メラトニン」というキーワードにも意識を向けてみてくださいね。


参考:
*1:体内時計が乱れた肌細胞の保湿機能を高める新しいスキンケア技術を開発
https://top.dhc.co.jp/contents/guide/newsrelease/pdf/170327.pdf
生体リズムの乱れを調整する3要素(光,食事,メラトニン)
https://www.jstage.jst.go.jp/article/shinzo/43/2/43_154/_pdf
生体リズム研究の現在―時計遺伝子の機能と疾患の接点を中心として―
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jssmn/49/6/49_319/_pdf/-char/ja
地球と時と時間遺伝子
https://www.jstage.jst.go.jp/article/ojjscn1969/40/2/40_2_97/_pdf
【監修】DHC美容相談室
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更新日/2018.10.18
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