- DHC発芽玄米 ... 1合分
(残りご飯でも代用可) - DHC発芽玄米餅 ... 1個
(普通の切り餅でも代用可) - 塩 ... 少々
- あん ... 約100g
(お好みで「粒あん」でも「こしあん」でもよい)
- きなこ ... 大さじ1
- 砂糖 ... 小さじ1/2
- 塩 ... 少々
- 黒すりごま ... 大さじ1
- 砂糖 ... 小さじ1/2
- DHC乳酸菌と酵素がとれる よくばり青汁 ... 1袋
(抹茶小さじ2でも代用可) - 砂糖 ... 小さじ1/2
作り方
- 発芽玄米を炊く(あれば残りご飯でよい)
袋の表記通りに炊いておく。白米をブレンドしても、発芽玄米だけでもどちらでもOK。残りご飯を使用する場合は、レンジで温め直しておく。
- お餅を電子レンジで加熱
耐熱ボウルにお餅と、お餅がしっかり漬かる程度の水を入れて電子レンジで柔らかくなるまで加熱し、水を捨てる。
※600wで約1分半が目安ですが、お手持ちの電子レンジによって加熱時間が違うので様子を見ながら加熱してください。 - 餅生地を作る
水を切ったお餅の入ったボウルに、発芽玄米・塩を加え、すりこぎ棒などで玄米のつぶつぶが残る程度に、すりつぶすように混ぜる。手に水をつけて6等分に丸めておく。あんで包む餅生地だけ、少し小さめに丸める。
- 粉をまぶす
6等分した餅生地の1つを水をつけた手のひらで広げて、楕円形に整えたあん(約15g)を芯にして包む。楕円形に形を整えたら、お好みに合わせて、あらかじめ混ぜておいた、【A】きなこ、【B】黒ごま、【C】青汁をまぶす。
- あんで餅生地を包む
生地を覆えるくらいの大きさにあんを広げ、丸めた餅生地を芯に包み、楕円形に形を整える。(この時、ラップにあんを広げて包むときれいに仕上がります。)
※本来のぼた餅は、こしあんで作ることが多いのですが、小豆に含まれるサポニンは、皮の部分に特に多く含まれるので今回は、皮までしっかりと頂ける「粒あん」を使用しています。

今回使用した「発芽玄米」「発芽玄米餅」は、ガンマ−アミノ酪酸、通称GABA(ギャバ)を多く含み、利尿作用、中性脂肪を抑制、肥満予防などの嬉しい効果が期待できる栄養価の高い食材です。食物繊維も豊富で、便秘の改善や美肌にも効果が期待できます。
あん(小豆)にはサポニンと言って、利尿促進効果があり、むくみの解消が期待できます。また、ビタミンB1が豊富で、疲労物質が筋肉中にたまることを防ぐ働きがあるので、疲労回復にも効果が期待されます。むくみを解消する効果のある食材は、体を冷やすものが多い中、小豆は体を温める、珍しい食材です。
周りにまぶすお粉は、全部で3種類! 彩もよいのですが、実は、それぞれにしっかりと健康効果も期待できます!「きな粉」は、大豆イソフラボンが豊富で、女性ホルモン「エストロゲン」の不足を補い、若々しさを保ち、美肌にも効果的。「ごま」は、アンチエイジング・美肌・貧血予防の効果が期待できます。「青汁」は、ビタミン・ミネラル・ポリフェノール・食物繊維が豊富で、便秘の解消に役立ち、生活習慣病予防にも効果が期待できます。
スイーツを食べながらも、健康効果が期待できる和菓子。ぜひお試しくださいね。

テレビ出演のほか、健康や美をテーマとした書籍・雑誌・WEBサイトのレシピ考案・監修など幅広く活躍。
薬膳アドバイザー、ハーブコーディネーター、食育アドバイザー、パン講師。著書に『こうや豆腐&粉豆腐で健康・長生きレシピ』(日東書院本社)、『豆乳ヨーグルト』(日本文芸社)がある。