- 加熱用牡蠣のむき身 ... 200g
- オリーブオイル ... 大さじ1+1カップ~
- オイスターソース ... 大さじ1/2
- にんにく ... 1片
- ローリエ ... 1枚
- 鷹の爪 ... 1本
- 塩 ... 約10g
- 片栗粉 ... 小さじ1
- 水 ... 適量
作り方
- 牡蠣の下処理
ボウルに牡蠣のむき身と塩約10g(カキの分量の5%ほど)を入れて水を加え、片栗粉小さじ1を入れて優しくもみ洗いし、きれいな水ですすぐ。
キッチンペーパなどで水気を切る。 - 炒める
フライパンにオリーブオイル大さじ1を入れて強めの中火にし、【1】の牡蠣を加える。
水分を飛ばすようにフライパンをゆすりながら加熱し、途中で裏返し、水分がなくなってきたらオイスターソースを加える。
ほぼ水分がなくなったら火を止め、バットなどに移してあら熱をとる。 - オリーブオイルに漬ける
熱湯消毒した保存容器に【2】の牡蠣、包丁で軽くつぶしたにんにく、ローリエ、鷹の爪を入れ、オリーブオイルを牡蠣がしっかりとひたひたに浸かるまで加える。
1時間くらいしたら召し上がれますが、翌日以降は味がなじんでさらに美味しくなります。※保存期間は冷蔵庫で約2週間ほど。
冷蔵保存するとオリーブオイルが固まることがありますが、常温にするとまた液体に戻ります。

今回使用する牡蠣は、海のミルクと呼ばれるほど、栄養価の高い食材です。体のはたらきを正常に保ってくれるビタミンやミネラルも豊富で、良質なたんぱく質を含んでいます。また、メチオニン、シスチン、タウリンなどの硫黄を含むアミノ酸が美肌に導いてくれるので、美容食としてもおすすめ。そして、造血に必要な鉄、銅、コバルト、ビタミンA、B1、B2、B12、葉酸などが豊富に含まれており、貧血予防・改善にも効果が期待できます。
そのまま食べてもよし、パスタなどにもアレンジしてもよし、パーティーに出したりや手土産にしても、喜ばれる牡蠣のオイル漬け。
食べ終わった後に残る牡蠣風味の美味しいオリーブオイル、そしてにんにくは刻んでパスタやチャーハンに使用し、余すことなくご使用くださいね。

テレビ出演のほか、健康や美をテーマとした書籍・雑誌・WEBサイトのレシピ考案・監修など幅広く活躍。
薬膳アドバイザー、ハーブコーディネーター、食育アドバイザー、パン講師。著書に『こうや豆腐&粉豆腐で健康・長生きレシピ』(日東書院本社)、『豆乳ヨーグルト』(日本文芸社)がある。