- DHC発芽玄米ご飯 ... 1膳分(約150g)
(白米、雑穀米、発芽胚芽米ご飯でも代用可) - 和風顆粒だし ... 小さじ1/2
- 塩 ... 少々
- 水 ... 2カップ
- 青菜(大根の葉とかぶの葉を合わせて) ... 約100g
- 大根 ... 3㎝
- かぶ ... 1/2個
- 牡蠣 ... 10個
※春の七草セットを使う時は、青菜、大根、かぶの代わりに1パック使用してください。
作り方
- 下準備
牡蠣は塩水で洗い水気を除いておく。青菜は塩ゆでし、水にとって冷ましたら水気を絞ってみじん切りにする。
大根とかぶは皮をむき、いちょう切りにする。 - おかゆを炊く
鍋にDHC発芽玄米ご飯、和風顆粒だし、塩、水を入れて火にかけ、沸騰してきたら大根とかぶを加え弱火にして約5分程煮る。
ご飯が柔らかくなったら牡蠣を加えて2分程加熱し、青菜を加えてやさしくひと混ぜし、器に盛り付ける。
※ご飯を煮る時に混ぜすぎると粘りが出てしまうので、混ぜすぎには気を付けましょう。

本来は春の七草を加えておかゆにするのですが、市場に出回るのはお正月の前後だけなので、いつでも気軽に作っていただけるよう、手に入りやすい身近な食材を使用しています。
春の七草の中でも、手に入りやすい食材は、すずなとすずしろ。すずなとはかぶ、すずしろとは大根のことです。
三つ葉や春菊、ほうれん草等の身近な葉で代用しても美味しく作れますので、さまざまなアレンジを楽しんでみてください。
今回はこの2種類に加え、「海のミルク」と呼ばれる牡蠣を使用します。
牡蠣を加わえることで、旨みがより一層増すのはもちろん、肝機能強化、貧血予防(造血)、免疫力アップなどの健康効果も期待できます。飲む機会が多いこの時期に、疲れた肝臓をやさしく労わり、元気をフォローしてくれます。
また、ご飯にはギャバが豊富な発芽玄米を使用しているので、高血圧の抑制や糖尿病予防にも効果的にはたらきかけてくれます。普通の白米よりもミネラルやビタミンが豊富で、ポリフェノールも含んでいます。発芽していることで、より吸収されやすい状態になっているうえ、炊くのも簡単で、白米を炊くのとほぼ同じというのも魅力の1つです。
お正月のご馳走続きで疲れた胃や肝臓をフォローし、様々な健康効果が期待できる身体に優しい一品です。ぜひ、一度お召し上がりになってみてくださいね。

テレビ出演のほか、健康や美をテーマとした書籍・雑誌・WEBサイトのレシピ考案・監修など幅広く活躍。
薬膳アドバイザー、ハーブコーディネーター、食育アドバイザー、パン講師。著書に『こうや豆腐&粉豆腐で健康・長生きレシピ』(日東書院本社)、『豆乳ヨーグルト』(日本文芸社)がある。