> > "事故ゼロ"を支える、一人前の整備士になる。DHC入社2年目・宮脇さんの挑戦
プレミアム情報 2018.05.28

"事故ゼロ"を支える、一人前の整備士になる。DHC入社2年目・宮脇さんの挑戦

ヘリコプターが安全に飛行するために欠かせない「整備士」の仕事とは?DHCヘリコプター事業部に昨年入社した若き整備士に密着し、仕事に対する想いを聞きました。

化粧品や健康食品以外にも、幅広い事業を展開しているDHC。そのひとつとして、映画・ドラマ・CM・報道などの空撮や、遊覧飛行を行っている"ヘリコプター事業部"があります。
今回は、2017年に新卒として入社した、航空整備士・宮脇さんに密着取材。普段は見ることのできないヘリコプターの裏側や、DHC社員の仕事に対する想いをご紹介します。

風向きや雲などの天候、腕の確かなパイロット。ヘリコプターが安全に飛ぶための条件は色々あるだろう。ただ、それにはこんな前提がある。"整備士がOKを出した機体である"ということだ。

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数百万もの部品からなる機体に異変がないか点検し、細やかな調整を重ねながら、万全の状態に保つ。誰よりもその機体のことを知り、整備全般において責任を持っているのが整備士。彼らが安全と判断しない限り、ヘリが飛ぶことはない。これまでの"事故ゼロ"の記録は、整備士によって支えられている。

DHCヘリコプター事業部には、6名の整備士がいる。
40代、50代のベテランが揃うなか、2017年春に入社したのが、宮脇駿也さん(22)。

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彼がこの仕事についたきっかけは、今から10年以上前。小学生のときにできた中部国際空港(セントレア)だという。
「家族や友だちと何度も遊びにいきました。飛行機がたくさんあってワクワクしたし、空港にはいい想い出がすごくあって。進路を考えたときに、こういう場所で働けたらいいなって思ったんです」

体験入学に行って決めたのが、整備士の専門学校だった。ヘリを選んだのは"プロペラで飛ぶ"仕組みに、純粋に興味がわいたから。在学中に二等航空整備士の資格を取得し、DHCに入社した。

「知らないことが多すぎる」社会人1年目の恐怖

「右も左も分からなくて。なにも知らないことが怖かったです」宮脇さんは社会人1年目を、こう振り返る。

三年間、専門学校でみっちり勉強したとはいえ、それが現場ですぐ通用するとは限らない。自分が関わった機体に日々お客様が乗るという、実習とは違う緊張感もある。社会人として、どうふるまえばよいのか不安になることもあった。

ヘリコプターは機種によって仕組みやメンテナンス方法が違う。いくつもの機種がそろう今の環境では、学校で勉強したもの以外にも、覚えることは山のようにあった。「勉強は苦手です」と苦笑いしつつ、ずっしりと重い英語のマニュアルを手に、先輩と一緒に机に向かう時間も多い。

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一から十まで、すべてを先輩に教えてもらうところからのスタート。そんな中でも、心がけていることがある。
「先輩が整備した機体であっても、気になるところがあれば聞くようにしてます。全部。僕が間違いだったとしたらいい勉強になるし、もしミスに気づけたんだとしたら、危険が回避できたってことなので」

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指示を受ける前に自分で考えて動けた。「やっておいてくれたんだ」と先輩にほめられた。ひとつの機体の担当を、メインで任せてもらえるようになった。

不安や怖さをなくしていく方法は、目の前にあるものに誠実に向き合うことの積み重ねなのだと思う。宮脇さんは怖いと言いながらもきっと、前に進んでいるという手ごたえを感じている。

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大切なのは、気づくこと

整備士の仕事は、不具合が起こってからの修理だけではない。日々の点検で、いつもと変わったところはないかを見つけることが重要だという。

工具などの整理は、宮脇さんの大事な仕事のひとつ。

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ひとつひとつの位置を決め、使い終わったら元通りきれいに並べることで、万が一の場合もすぐに気付くことができる。何かが足りなかったり、部品が落ちていることは、機体が万全ではないことを意味しているからだ。

繰り返しのなかで、見慣れたものを疑い、違いを見つけることは難しい。とはいえ、ひとつの見落としが危険につながってしまう。
基本的には機体ひとつにひとりの担当がついているが、大きな整備にはチームで作業にあたり、別の人間の目でも確認を徹底する。

間違いはゆるされない。そのプレッシャーは、きっととても大きなものだろう。だからこそ連携をとり、チームになることで、安全を保っている。

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「先輩方は知識や経験の量もけた違いだなと思います。いろんな方向に気配りの目がいっていて、作業もスムーズ。尊敬できる存在です」

「歳も離れてるし、僕は子どもみたいな感じなんだろうなって。ダメなところはきちんと指摘してくれるけど、優しいですね。"見て盗め"なんて言わずに何でも教えてくれるんです」

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先輩たちが宮脇さんへ向ける視線は、どこまでもあたたかい。ベテランの伊藤さんは、彼をこう評価する。

「今までいろんな若い人を見てきたけど、その中でもすごくいいものを持ってる。つねに先のことを考えて動こうとしているし、小さなことでも疑問に思ったらちゃんと聞いてくる。素直で真面目でしょ。これからどんどん伸びると思うよ」

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取材中。宮脇さんの作業を見守り、難しいところはやってみせ、アドバイスする先輩たちの姿を何度も見かけた。撮影だからというわけでなく「いつもこうなんです」と、宮脇さんは嬉しそうに教えてくれた。

一番の喜びは、笑顔で帰ってきてくれる瞬間

ヘリの離発着場へは、必ず格納庫を通る。この仕事をしていてとくに嬉しいのは、遊覧などのお客様が笑顔で帰ってくる瞬間だという。

「楽しそうに戻ってくると安心するし、プロポーズのお客様のときは、どうだったかなって気になっちゃいますね。うまくいったって聞くと、やっててよかったなあって」

パイロットや営業のように、お客様と直接かかわることはない。でも、お客様の笑顔や想い出に残る記憶に、自分の仕事も役立っている。

目指すのはもちろん、パイロットやお客様に安心して乗ってもらえる整備士。まずは今年、ひとつの機体の担当として独り立ちを目標にしている。
「独り立ちは怖いしプレッシャーもあります。でも、日々の行いから信頼されるような整備士になりたい」

自分の正直な気持ちや今の状況を、逃げることなくまっすぐ見つめる宮脇さんが、もうすでにとても頼もしく感じた。

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今だけ限定!オリーブチャンネル特典

宮脇さんが所属するDHCヘリコプター事業部で行っている「ヘリコプターでの遊覧飛行」。
オリーブチャンネル特典として、東京の人気スポットを空から観光できる「東京20分コース」に抽選で1組(定員3名まで)をご招待いたします!
応募の締め切りは2018年6月17日まで。ぜひお早目にご応募ください。

募集は締め切りました。たくさんのご応募ありがとうございました!

前回当選された方のレポートはこちら:
"今しか見られない東京"を、三人に増えた家族で再発見。【ヘリ遊覧レポート】

DHC 東京ヘリポート運航所
住所
東京都江東区新木場4-7-17
JR京葉線・東京メトロ有楽町線・東京臨海高速鉄道りんかい線「新木場駅」よりバスで5分。「東京ヘリポート前」下車すぐ
電話番号
03-5569-9266
ご予約やお問い合わせはこちらまで。
下記ページ内からもお申込み可能です。
HP
https://top.dhc.co.jp/heli/business/sightseeing/tokyo.html
パーキング
あり。お車でもお越しいただけます。
営業時間
9:00~17:00
※フライト可能時間は日没前まで
コースのご利用料金
●10分コース…¥30,000/便
●20分コース…¥60,000/便
●30分コース…¥90,000/便
●70分コース…¥210,000/便(富士山をまわるコース)
ほか
※データは2019年4月現在のものです
※価格は税込み表示です
更新日/2018.05.28
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