> > 数秒の映像で作品にスパイスを。ドローン操縦士・高田さんの"黒子"な仕事とは
プレミアム情報 2018.01.09

数秒の映像で作品にスパイスを。ドローン操縦士・高田さんの"黒子"な仕事とは

CMやドラマ・映画などで最近見かけることも多い"ドローンの空撮"。DHCのヘリコプター事業部でもさまざまな現場に携わっています。数秒間の映像にこだわるドローン操縦士の、仕事への想いと今後について聞きました。
indexindex
  1. 趣味のラジコンが、この世界の入口だった
  2. ドローンは黒子。映像のスパイス
  3. スタッフ全員が泣いた。記憶に残る一日
  4. 0.2ミリの傷を探せ!ドローンが人の目の代わりになる
180109_01_07

ここ数年、その名前を聞くことも多い「ドローン」。
ドローンとは無人航空機のことで、ヘリコプター事業部ではドローンにカメラを搭載しCM・PV・ドラマ・映画などの現場で空撮をおこなっています。

DHCの高田篤。
彼は20年間の"普通のサラリーマン"生活を辞め、現在ではドローン操縦士として活躍しています。この仕事をはじめて5年。いま世界中で話題のドローン業界で活躍する高田さんの、仕事に対する想いに密着しました。

趣味のラジコンが、この世界の入口だった

「もともとラジコンとか、空に飛ばすのが好きで。ラジコンを通して出会った人に、初めてドローンで撮った映像を見せてもらってね。感動しました」と話す高田さん。

180109_01_01

人の目線でもヘリからの空撮映像でもなく、自由に空をすべっていく。ドローンが映す景色は私たちを、まるで鳥になったかのような気分にさせてくれる。

高田さんも今まで見たことのない映像にすっかり魅了され、ドローン撮影を仕事にする決心を決めたという。

ドローンの操作は、"プロポ"と呼ばれる送信機を使う。左手のスティックで前後に動かしたり、左右に回転。右手のスティックで高度(上下)を調節する仕組みだ。

180109_01_08

「基本はラジコンの操作と一緒。でも、ドローンは少しスティックを倒すだけで勢いよく動くから、思い通りの画を撮るにはコンマ何ミリ単位で操作しなくちゃいけない。ラジコンと違ってかなり気はつかうね(笑)」

高田さんはドローンの仕事をはじめてから、趣味のラジコンはやめたという。小さく細かく舵をとっていくドローンと、自由に大きく舵をきれるラジコンの感覚がかなり違うから、というのが理由らしい。

送信機の上にはリアルタイムで映像が見られるモニターがあるが、高田さんはほぼずっと、ドローンを見上げていた。
「どんな画が撮れているかは感覚で分かるからね。その感覚をつかむまでは大変だったけど。始めのころは仕事前に毎朝、河原で練習してた。休みの日も関係なかったな」
その経験が、今の高田さんを支えている。

ドローンは黒子。映像のスパイス

CMや映画・ドラマなどの作品で、ドローンの映像が使われるのはほんの数秒。「僕らは黒子なんです」という高田さん。でもその数秒によって、シーンの印象はぐっと深くなる。

どこまで高度を上げれば画に迫力がでるのか。どんなスピードであればその作品の心情が伝わるのか。想像する力と、監督や作品が伝えたいものを把握し表現する技術。毎回同じやり方は通用しない、厳しい現場。

180109_01_02

監督の意図をくんで、それにうまく応えられたとき。「いい画が撮れたね!」その言葉と、それを多くの人に観てもらえることがやっぱり一番うれしい、と高田さんは笑顔をみせる。

PVやCM、ドラマなどでのドローンをつかった映像は今や無くてはならないものになり、技術も確立し始めている。高田さんのように着実に結果を出し続けてきた人がいるからこそ、ドローンも"当たり前に使われる撮影機材のひとつ"になったのだろう。

スタッフ全員が泣いた。記憶に残る一日

180109_01_05

とある雪山でのCM撮影。高田さんは雪山を滑るタレントさんをドローンで追いかけていた。スピード感のあるスノーボードの映像が必要で、ドローンが重要な役割を担う撮影だった。

だが、突然ドローンが飛ばなくなってしまう。撮影は中断。必死に原因をさがす高田さん。マイナス10℃の天候のなか、時間は容赦なく過ぎていく。

一時間にもおよぶ手直しの末、ドローンはふたたび動きだした。なんとか最後まで撮り切り、映像をスタッフ全員で確認。真っ白い雪の中をタレントさんがさっそうと滑りぬける、完璧な映像が撮れていた。
「周りみたら、スタッフほぼ全員泣いてたよ。もちろん監督もね」と高田さんがその時を思い出し、うれしそうに笑う。忘れられない現場のひとつとなった。

0.2ミリの傷を探せ!ドローンが人の目の代わりになる

CMやドラマ、PVなどのほかにも、もっと広げていきたい領域がある。それはインフラ関係の仕事。構造物の劣化状況を診断するための映像をドローンで撮るというものだ。
今までは足場を組み、人が行って確認しなければならなかった危険なところも、ドローンであればより簡単に、安全に点検ができるという。

ドローンを使って見つけてほしいと依頼されるのは、例えば、直径50mの重油タンクについた0.2mmの傷。どんなにわずかなものでも、そこから重油が漏れれば大事故につながりかねない。慎重さと正確さが求められる現場だ。

「"人が行くより簡単に" がドローンのいいところなんだけど、それがなかなか難しいんだよねえ」
人や時代の先を歩くのには高い壁がつきもの。でも高田さんは、人々の生活に欠かせない"黒子"の仕事を誇りに、楽しそうに向き合っているのが印象的だった。

180109_01_03
DHC 東京ヘリポート運航所
住所
東京都江東区新木場4-7-17
JR京葉線・東京メトロ有楽町線・東京臨海高速鉄道りんかい線「新木場駅」よりバスで5分。「東京ヘリポート前」下車すぐ
電話番号
03-5569-9266
ご予約やお問い合わせはこちらまで。
下記ページ内からもお申込み可能です。
HP
https://top.dhc.co.jp/heli/business/sightseeing/tokyo.html
パーキング
あり。お車でもお越しいただけます。
営業時間
9:00~17:00
※フライト可能時間は日没前まで
コースのご利用料金
●10分コース…¥30,000/便
●20分コース…¥60,000/便
●30分コース…¥90,000/便
●70分コース…¥210,000/便(富士山をまわるコース)
ほか
※データは2017年11月現在のものです
※価格は税込み表示です
更新日/2018.01.09
更新日/2018.01.09

POPULARPOPULAR人気の記事

TOPIC TAGSTOPIC TAGS人気のタグ

オリーブチャンネルとは?

オリーブチャンネルは、株式会社ディーエイチシーが運営する、美容・健康情報をご紹介するサイトです。話題の美容・健康成分のご紹介や、肌や身体を美しく元気にする方法を発信していきます。

オリーブチャンネルとは?

オリーブチャンネルは、株式会社ディーエイチシーが運営する、美容・健康情報をご紹介するサイトです。話題の美容・健康成分のご紹介や、肌や身体を美しく元気にする方法を発信していきます。