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血糖値は正常なのに
ヘルスケア 2019.08.08

血糖値は正常なのに"糖尿病"?病気のリスクを上げる「食後高血糖」に注意しよう

健康診断で見逃されやすい「隠れ糖尿病」。これは、食事で急激に血糖値が上がり、高血糖状態が続く"食後高血糖"のこと。食べる順番やスピード、"低GI値"食品を選ぶなどの対策や、サプリなども活用し糖の吸収をコントロールすることも考えてみましょう。
血糖値は正常なのに
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  1. 血糖値ってなに?
  2. 血糖値が高い状態が続くと、どうなる?
  3. 食後血糖値を上げないコツ
  4. 一緒に摂ることで血糖値の上昇を防ぐ!「桑の葉」
  5. 日常でできる対策で、病気リスクを低下!

健康診断では、血糖値は正常。自分は安心だと思っていたら、実は"隠れ糖尿病"や糖尿病の予備軍だった、という人が増えているのだとか。

検査では通常、前夜から絶食した状態の"空腹時血糖"の数値を計測します。しかし、それだけでは把握できないのが、食後に急激に上がる"食後高血糖"

食後の血糖値が高い状態が続くと、動脈硬化を進行させ、糖尿病の合併症である心疾患などのリスクを高めてしまいます。
普段の生活では、どんなことに気をつけたらよいのでしょうか?

血糖値ってなに?

エネルギーの源「糖質」は、急激に上がって下がりづらいのが問題

血糖値とは、血液中のブドウ糖の濃度を示したものです。

ごはんやパンなどの炭水化物、砂糖を使ったスイーツなど、食事で摂った糖質は体内でブドウ糖に分解された後、小腸で吸収され、血液を通して全身へエネルギー源として運ばれます。その時の血糖値を"食後血糖値"といい、これは食事をすれば誰でも上がるもの。

血糖値が上がると、インスリンというホルモンが分泌され、通常であればインスリンのはたらきで血糖値はゆるやかな上昇にとどまり、その後は正常値に戻ります。

しかし、インスリンの分泌が少なかったり作用していないなど、なんらかの異常があると、血糖値が急上昇し、その状態が長く続いてしまいます。これが"食後高血糖"です。

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血糖値が高い状態が続くと、どうなる?

動脈硬化が進行し、中性脂肪も蓄積

血糖値が高い状態が続くことで...

インスリンの必要量が増える

運動不足や肥満などによりインスリンに抵抗性ができて効きが悪くなる

より多くのインスリンが必要となる

このような負のサイクルに。そして、しだいにインスリンを分泌する細胞が疲弊し、インスリンの分泌量が減り、常に高血糖状態になる"糖尿病"につながってしまいます。

また、高血糖状態が続くことで、活性酸素も発生。活性酸素は血管にストレスを与え、動脈硬化を進行させます。これにより、まずは細い血管が集中している目や腎臓に障害が出やすくなったり、心筋梗塞や脳卒中などを引き起こすことも。

さらにインスリンは、体内で使われず余った糖を中性脂肪として、体にため込むはたらきもあります。高血糖でインスリンの分泌量が増える=脂肪がつきやすくなるのです。

食後血糖値を上げないコツ

血糖値が上がりにくいものを選ぼう

糖質を含む炭水化物。その中でも、血糖値の上昇が急激なものと、緩やかな食品があります。

目安として使われているのが、「GI値(グリセミック指数)」。GI値とは、炭水化物が分解されて、糖に変わるまでのスピードを数値にしたものです。数字が大きいほど血糖値を急激に上昇させ、反対に低い数字の食品であれば、血糖値の上昇をゆるやかにすることができます。

GI値が低い食べ物はコレ!

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ご飯やパンなどの炭水化物、果物、砂糖などは、体にとって良いエネルギー源ですが、高GI値のものほど、体内に吸収されやすく、血糖値もすぐに上昇してしまいます。
白米より玄米、うどんより蕎麦など、炭水化物の中でもGI値が低いものを選ぶことで、血糖値対策に。

もちろんGI値が高い食品も、体にとって必要な栄養素がたくさん含まれていますので、食べないほうがよい、ということではありません。
糖質を我慢するのではなく、上手に選んでバランスよく楽しみましょう!

【マメ知識】炭水化物と糖質、なにが違うの?

炭水化物=糖質+食物繊維

糖質は、三大栄養素のひとつである炭水化物の一部です。
炭水化物は、体内に吸収されてエネルギーになる糖質と、吸収されない食物繊維に分けられます。
糖質の大部分はブドウ糖として体に取り込まれるため、多く摂ると血糖値が上がりやすくなります。一方、食物繊維は糖の吸収を抑え、食後血糖値の上昇をゆるやかにするはたらきが期待できます。

食べる順番とスピードを意識しよう

まずは、食物繊維たっぷりで低GI値の野菜やきのこ、海藻などから。酢のものやお味噌汁も先に口にするとよいですね。次に、肉や魚などのたんぱく質。そのあとに主食のごはんなどの糖質、という流れがおすすめです。

また、急いで食べるとインスリンのはたらきが追いつかず、血糖値が上がりやすくなります。次々に食べ物を口に入れるのではなく、ゆっくりよく噛んで食べることが大切です。

一緒に摂ることで血糖値の上昇を防ぐ!「桑の葉」

とはいえ、毎回糖質のことばかり気にしては食事も楽しめませんし、好きなものはガマンしたくないですよね。

糖質をよく摂るという方には、桑の葉もおすすめです。

「桑の葉」は、鎌倉時代より養生のためのお茶として飲まれてきた、クワ科の植物の葉。糖を分解しないようにブロックすることで、糖の吸収を抑えて血糖値の上昇を抑制するはたらきがあります。
また、血圧上昇の抑制が期待されている「γ-アミノ酪酸」、カルシウムや鉄分などのミネラル、フラボノイド類などが含まれており、生活習慣病の対策に役立つといわれています。

こちらの記事も:
糖尿病の予防・改善に!桑の葉エキスの効果とは?

食事の際には桑の葉が入ったお茶を飲む、桑の葉エキスが濃縮されたサプリメントを利用するというのも、手軽で続けやすい血糖値対策です。

日常でできる対策で、病気リスクを低下!

食後高血糖は、症状もなく自覚することは難しいもの。ひとつの参考として、健康診断の結果では、血糖値だけでなく「HbA1c」という項目にも注目してみましょう。この「HbA1c」は、過去1~2カ月の血糖値の状態が反映されたもので、検診前だけの影響を受けない平均の血糖を知ることができます。

糖尿病は、進行してしまうと命にもかかわる恐ろしい病気。そんなリスクを減らすためにも、血糖値を意識した食事や対策成分を取り入れて、生活習慣を変えていきましょう!

【監修】DHC健康食品相談室
通話料無料
0120-575-368(日曜、祝日を除く9時~20時)
医師・薬剤師・栄養士から構成される専門スタッフが、医薬品、医薬部外品、健康食品について飲みあわせを含めて、ご質問・ご相談を承ります。
更新日/2019.08.08
更新日/2019.08.08

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