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生活習慣病に関する健康診断・数値の読み方【完全版】メインイメージ
ヘルスケア 2019.06.18

生活習慣病に関する健康診断・数値の読み方【完全版】

新年度が始まり、学校や職場で健康診断を受けた方もいるのでは。そろそろ結果が返ってくる頃ですが、検査データの見方や意味を正しく理解していますか?今回は、肥満やメタボ、そして病気予防の近道となるデータの正しい見方について解説します。
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  1. 生活習慣病に関する、主な基準値
  2. 【BMI値】とは?
  3. 【BMI値】25を超えるとどうなる?対策は?
  4. 【血中脂質値】とは?
  5. 【血中脂質値】基準値を超えるとどうなる?対策は?
  6. 【血圧】とは?
  7. 【血圧】基準値を超えるとどうなる?対策は?
  8. 【尿酸】(UA=ユーリック・アシッド)とは?
  9. 【尿酸】基準値を超えるとどうなる?対策は?
  10. 【血糖】(BS=ブラッド・シュガー)とは?
  11. 【血糖】基準値を超えるとどうなる?対策は?
  12. 【HbA1c】(ヘモグロビンエーワンシー)とは?
  13. 【HbA1c】基準値を超えるとどうなる?対策は?
  14. 健康値をキープするための6箇条
  15. 次回の健康診断までには改善を!

1年に1度、受ける機会のある方も多い健康診断。でも検査データの結果をサッと見て、異常がないからいいや・・・引っかかってるけどたいしたことないから放っておこう・・・と日々の忙しさに負けて数値が表すSOSサインを見逃していませんか?

数値の意味や基準値を理解しておけば、肥満やメタボ、そして病気のリスクを予防できます。今年度はまず、データをきちんと読み解くことから対策を考えていきましょう。

生活習慣病に関する、主な基準値

健康診断で分かるデータは、体重と身長から測定できる肥満度(BMI)や、血液検査から分かるコレステロール値や血糖値などがあります。ここでは、生活習慣病に関連する数値に絞ってご紹介していきます。

ちなみに、健康診断で「異常なし」とされる基準値は、「健康だと思われる人を集めて、95%の人が入る値」のこと。検査機関によって、数値が変わることもありますので、あくまでも目安として参考にしてください。

では、それぞれどの項目がどのようにして診断されるのか、健康診断の結果を用意し、この機会にもう一度見直してみましょう。

【BMI値】とは?

BMI値とは、肥満度を測定する項目で、身長と体重を計測すれば算出できます。

数式:BMI=体重(kg)÷(身長×身長(m))

例:身長165cm、体重60kgの場合 60÷1.65÷1.65=22.03となり、BMIは約 22.0と求められます。

この数値は、一般的に25を超えると肥満への危険信号となりますが、反対に18.5未満のやせすぎもよくありませんので注意してください。

判定基準:<18.5(低体重)、18.5≦25.0(普通体重)、25≦(肥満)

【BMI値】25を超えるとどうなる?対策は?

肥満は万病のもと。とも言われるように、生活習慣病など多くの病気のリスクを高めてしまいます。腹囲やBMI指数はメタボ検診の項目にも含まれています。

25未満をキープするには、肥満を招く生活習慣を改善することが重要です。ごはん・麺類などの糖質の摂りすぎはNG。また、軽い運動を毎日の習慣に。動くのが苦手という人は、タクシーやエスカレーターを極力使わないなど、すぐできることからはじめてみてはいかがでしょうか。

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【血中脂質値】とは?

血液検査の血中脂質値は、総コレステロール、HDLコレステロール、LDLコレステロール、中性脂肪、といった項目があります。

【総コレステロール】(TC=トータル・コレステロール)

血管の強化やホルモンなどの材料として欠かせない血液中の脂質、コレステロールの総量。増えすぎはドロドロ血のもとになります。

【HDLコレステロール】(高比重リポたんぱく)

血液中の余分なコレステロールを回収して血液をサラサラに保つ、コレステロールの回収係。通称「善玉コレステロール」。数値が低いと動脈硬化のリスクを高めます。

基準値:40(mg/dl)以上*

【LDLコレステロール】(低比重リポたんぱく)

全身にコレステロールを運ぶ役目を持っていますが、増えすぎるとコレステロールが血液中にあふれて動脈硬化を促すため、「悪玉コレステロール」と呼ばれています。

基準値:60~119(mg/dl)*

【中性脂肪】(トリグリセライド/TG)

とりすぎた食事のエネルギーが体内にストックされたもので、肥満のもととなります。

基準値:30~149(mg/dL)*

【血中脂質値】基準値を超えるとどうなる?対策は?

総コレステロール値、LDLコレステロール値、中性脂肪値が基準内でも、HDLコレステロールが低いと、血液中にあふれた余計なコレステロールが血管にたまったり、血管の壁を傷つけたりして、動脈硬化にのリスクが高まります。また、中性脂肪の増えすぎは、コレステロールの増加を促すほか、血糖値にも悪影響を及ぼします。

食事面での対策として、海藻やきのこ類などに含まれる食物繊維や、HDLコレステロールは減らさずLDLコレステロールを減らすオリーブオイルはおすすめ。コレステロール値の高い食品である肉の脂身、乳製品、卵などは控えめにします。中性脂肪値が高かった方は、体内で中性脂肪になりやすい高カロリーの食品や糖質(甘いもの、炭水化物)、アルコールは控えましょう。

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【血圧】とは?

心臓が脈打つことで血管の壁にかかる、2種類の圧力のことで、心臓が縮んで血液を送り出すときの血圧を収縮期血圧、心臓がゆるんで血液が流れ込むときの血圧を拡張期血圧と呼んでいます。

基準値:[収縮期血圧]129mmHg以下、[拡張期血圧]84mmHg以下*

【血圧】基準値を超えるとどうなる?対策は?

血圧の高い状態が続くと、血管に負担がかかり、やがて血管の壁が硬くてもろくなる動脈硬化を引き起こします。

高血圧の原因のひとつの指標となるのは、塩分の摂り過ぎ。血圧が高めな人は、1日6g未満を目指して減塩を心がけましょう。

【尿酸】(UA=ユーリック・アシッド)とは?

食事でプリン体をとったり、体内でプリン体が生成されたりすると、肝臓で分解されて尿酸ができます。尿で排出しきれず、血液中の尿酸が増えすぎると、結晶化して関節などにたまり、痛風になります。

基準値:2.1~7.0mg/dl*

【尿酸】基準値を超えるとどうなる?対策は?

尿酸値が基準値より高くなると「高尿酸血症」とされます。長期間そのままにしておくと、いつ痛風の発作が起きてもおかしくない状態に。通風は、風が吹いても痛むほどの激痛が足の親指の付け根などに起こる病気です。

尿酸値が高い人は、高プリン体食のレバーや白子、エビ、アジ、イワシ、ビールなどは多く摂りすぎないようにしてください。

【血糖】(BS=ブラッド・シュガー)とは?

体のエネルギー源である、血液中のブドウ糖のこと。過剰なエネルギー摂取が続くと、血糖値をコントロールするインスリンの分泌量が減ったり、分泌されてもはたらきが低下し、血糖値の高い状態が続きます。

基準値:99mg/dl (空腹時)以下*

【血糖】基準値を超えるとどうなる?対策は?

血糖値が高い状態は「高血糖」とされ、糖尿病のリスクが高まります。糖尿病になってしまうと、体内のインスリンの活用に問題が起き始め、正常なエネルギー代謝ができなくなり、血液にブドウ糖が流れ出してしまいます。根治は難しいため、予防がとても大切になってきます。

食事による影響が大きいため、摂取カロリーに注意し、食べ過ぎないことや、体内でブドウ糖になりやすい糖質(甘いもの、炭水化物)、そしてアルコールを避けるとよいでしょう。

【HbA1c】(ヘモグロビンエーワンシー)とは?

赤血球中のヘモグロビンと血糖が結合したもの。過去1~2カ月の血糖の平均的な状態が分かります。血糖値とともに、糖尿病の判定に使用されます。

基準値:5.5(%)以下*

【HbA1c】基準値を超えるとどうなる?対策は?

この値が高い状態が長く続くと、だるい、のどが渇きやすい、多尿の傾向が見られます。

健康診断の前日の食事が影響を与えることはありませんので、継続してバランスのよい食生活を送らないといけません。特に糖質が多く含まれる果物や菓子類は避け、米や麺類など炭水化物を減らすとよいでしょう。

健康値をキープするための6箇条

どの数値にも共通していえるのは、規則正しい生活習慣。ポイントをおさらいしておきましょう。

  1. 一汁三菜のさっぱり和食を基本に。肉だけでなく、魚や野菜を食べましょう。
  2. 1日3食、規則正しく。間食は控えめに。
  3. よく噛んで、腹八分目を心がけましょう。
  4. ウォーキングなどの有酸素運動を日課に。
  5. お酒は適量を守り、週に2日は休肝日を設けましょう。
  6. 思い切って、禁煙をしましょう。

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次回の健康診断までには改善を!

自分の健診結果の自分の数値を見比べて、基準値ギリギリ、もしくは超えている項目をチェックし、その数値が表す意味をしっかり知ることができたでしょうか。

そして、次回の健診までには改善するよう、生活を見直していきましょう。今回は基準値内でも、前回の結果と大幅に違う、だんだん基準値を外れそうになっている項目があれば注意が必要です。

健診前の数日間だけ禁酒やダイエットに励むといった、つけ焼き刃的な努力から卒業を!今こそ健康に向けて、本格的に始動してみましょう。

*出典:人間ドック学会
【監修】DHC健康食品相談室
通話料無料
0120-575-368(日曜、祝日を除く9時~20時)
医師・薬剤師・栄養士から構成される専門スタッフが、医薬品、医薬部外品、健康食品について飲みあわせを含めて、ご質問・ご相談を承ります。
更新日/2019.06.18
更新日/2019.06.18

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