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ヘルスケア 2019.04.11

「生活習慣病」ってどんなもの?4大疾患を基礎から解説!

「高血圧」「脂質異常症」「糖尿病」「肥満症」。生活習慣病の中でも代表的なこれらの疾患は、放っておくと動脈硬化のリスクを高め、心臓病や脳卒中など命にかかわる病気へつながることも。予防するためのポイントをご紹介します。
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  1. 生活習慣病の4大疾患とは
  2. 生活習慣病が進むとどうなる?
  3. どんな対策をすればよい?

「生活習慣病」とは、ひとつの病気のことを指しているのではなく、生活習慣が原因で起こる疾患の総称のこと。
以前は「成人病」と呼ばれていましたが、成人でなくても発症する可能性があることから、現在ではこの名称に変わっています。

生活習慣病の代表格である「高血圧」「脂質異常症」「糖尿病」「肥満症」は、乱れた食生活や運動不足など、日々の不摂生が積み重なって発症し、喫煙によってより進行することもあります。
そして、生活習慣病の先に待っているのは、命に関わる病気のリスク...。

そうなってしまう前に、今すぐ生活習慣の見直しと改善をスタートしませんか?

生活習慣病の4大疾患とは

【1】高血圧

血圧とは、心臓から送り出される血液が血管の内壁に加える力のこと。
高血圧になると、血管に強い力がかかり続けるため、血管のしなやかさが失われ、硬くなって動脈硬化が進行します。

【基準】
収縮期血圧140mmHg以上 かつ/または 拡張期血圧90mmHg以上

【2】脂質異常症

血液中に、コレステロールや中性脂肪などが多い状態。いわゆる「ドロドロ血液」となり、血管にこぶ(プラーク)などが形成されやすくなり、動脈硬化を招きます。

【基準】下記のいずれか
・LDLコレステロール(悪玉コレステロール)140mg/dL以上
・HDLコレステロール(善玉コレステロール)40mg/dL未満
・トリグリセライド(中性脂肪)150mg/dL以上

【3】糖尿病

「インスリン」というホルモンの分泌量が減ったり、はたらきが悪くなることで、血液中にブドウ糖が増え、血糖値の高い状態が続きます。
動脈硬化につながるほか、悪化すると、失明などの合併症が起こることも。

【基準】
空腹時血糖値126mg/dL以上
食後血糖値200mg/dL以上
随時血糖値200mg/dL以上 のいずれか
     +
NGSP値(ヘモグロビンA1c)6.5%以上

【4】肥満症

肥満症は、高血圧や脂質異常症、糖尿病などと密接に関係しています。また、脂肪肝や痛風など、様々な病気を併発することも。

特に肝臓や腸の周りなどに脂肪がついてお腹がぽっこり出る"内臓脂肪型肥満"は、動脈硬化のリスクを高めるとされ、注意がうながされています。

【肥満度の基準】
BMI(※)が25以上
※BMI=体重(kg)÷身長(m)×身長(m)

※基準の数値は、日本高血圧学会、日本動脈硬化学会、日本糖尿病学会の各ホームページより

生活習慣病が進むとどうなる?

生活習慣病は、お互いが連鎖しあって合併しやすいという特徴があり、"死の四重奏"という恐ろしい言葉でも呼ばれます。
放っておくと、動脈硬化のリスクが高まり、心臓病や脳卒中など命に関わる病気につながることも。

動脈硬化とは...
血管が硬くなり、弾力性が失われた状態のこと。血管壁にドロドロとした塊がたまって血液の通り道が狭くなったり、血栓が生じて血管が詰まりやすくなる。

これを避けるには、生活習慣病という名の通り、日々の習慣を見直し、できることから改善していくことが必要です。

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どんな対策をすればよい?

バランスのよい食事は、健康の要

1日3食、規則正しく食べることは、健康管理の基本です。食事の時間が不規則だと、体に負担がかかります。
生活習慣病の観点からは、特に食べすぎに注意。カロリーを摂りすぎてしまうため、肥満へとつながります。常に腹八分目を心がけるようにしましょう。

栄養バランスに気を配ることも大切です。脂質や糖質の多い食事をしていると、肥満を招くばかりか、コレステロール値や血糖値なども上昇してしまいます。
揚げ物や、甘いスイーツなどは控えめに。体をつくる材料となるたんぱく質や、健康維持に欠かせないビタミン、ミネラルはしっかりと摂るようにしましょう。

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【高血圧対策】塩分のとりすぎに注意!
塩分を摂りすぎると血圧が上がります。気になる方は積極的に減塩に取り組みましょう。
高血圧の人の場合、塩分摂取の目標量は1日あたり6g未満*。しょうゆ大さじ1には約2.6g、みそ大さじ1には約2gの塩分が含まれています。

関連記事:
食欲の秋に気をつけたい【塩分の摂りすぎ】2つのコツでしなやか血管をキープ!

【脂質異常対策】油を選んで味方につけよう
脂質のとりすぎは、中性脂肪や悪玉コレステロールを増やします。だからといって、油を抜いてしまうのはNG。
脂質はエネルギー源として使われるだけでなく、体内でホルモンや細胞膜をつくる材料になるなど重要な役割を担います。質のよい油を上手に選んで摂るようにしましょう。

【高血糖対策】食べる順番に気を配ろう
血糖値は急上昇を繰り返すと、血糖をコントロールするホルモン、インスリンの分泌量が低下し、高血糖の状態が続いてしまいます。食事の際は、最初にサラダなどから食べ始め、糖質の多い白米などは最後に食べると◎。
また早食いも血糖値を急上昇させる原因に。ゆっくりよく噛んで食べましょう。

有酸素運動で肥満を予防

運動は肥満予防に役立ちます。
肥満は、高血圧、脂質異常症、糖尿病の大きな危険因子ですから、太り気味の人は体をどんどん動かして、余分な脂肪を燃やしましょう。

おすすめなのは、酸素を体に取り込みながら行う有酸素運動。
脂肪燃焼効果があるだけでなく、悪玉コレステロールを減らして善玉コレステロールを増やす、血糖コントロールを助けるなど、健康値にもよい効果をもたらすことが分かっています。

手軽にできるウォーキングやジョギングから始めるのがおすすめ。まずは、1回20分~30分を目標にしましょう。

関連記事:
脂肪を燃やすなど燃焼系(運動効率サポート)成分・サプリまとめ

タバコは百害あって一利なし

タバコに含まれるニコチンや一酸化炭素には、血圧を上昇させる作用があります。また、喫煙は交感神経系を刺激し、血糖値を上昇させるほか、インスリンのはたらきを妨げるため、糖尿病の発症リスクが高まることも分かっています。

さらに、喫煙は血管に負担をかけることも知られており、これらにより動脈硬化の発生が助長されるため、心筋梗塞や脳梗塞を起こす可能性が高くなります。

ほかにも!生活の中でできる予防策

【しっかり睡眠をとる】
睡眠不足は、自律神経やインスリンのはたらきに悪影響を与え、高血圧や糖尿病になるリスクが高くなります。また、食欲を増進させるホルモンである「グレリン」が増え、肥満になりやすくなってしまいます。

【ストレス解消を心がける】
万病のもとであり、体の様々な機能を低下させるストレス。常に交感神経が優位にある状態なので、血管を収縮させ、高血圧になる可能性大。


「高血圧」「脂質異常症」「糖尿病」「肥満症」などは、健康診断の血圧や血糖値などの数値でチェックできますが、自覚症状が現れづらいために、多少オーバーしても深刻にならない方も多いかもしれません。

しかし放っておくことで、生活習慣病がいつの間にか忍び寄って命を脅かすことも。生活習慣病から身を守るため、できることから改善しましょう。
また、病気の診断や治療に際しては、医療機関を受診することをおすすめします。

*:日本高血圧学会「2014年高血圧治療ガイドライン」より
【監修】DHC健康食品相談室
通話料無料
0120-575-368(日曜、祝日を除く9時~20時)
医師・薬剤師・栄養士から構成される専門スタッフが、医薬品、医薬部外品、健康食品について飲みあわせを含めて、ご質問・ご相談を承ります。
更新日/2019.04.11
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