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引きはじめは突然に。風邪の流行前に常備したい漢方薬「葛根湯」「麻杏甘石湯」メインイメージ
ヘルスケア 2018.10.12

引きはじめは突然に。風邪の流行前に常備したい漢方薬「葛根湯」「麻杏甘石湯」

寒くなってきたら、そろそろ風邪に気をつけたい季節。引きはじめの症状を和らげる「葛根湯(かっこんとう)」と激しく続くつらい咳にきく「麻杏甘石湯(まきょうかんせきとう)」で、秋・冬を乗り切りましょう!
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  1. 漢方薬とは
  2. 漢方薬って普通の薬とどう違うの?
  3. 引きはじめ・寒気がするときには「葛根湯」
  4. 激しい咳かぜには「麻杏甘石湯」
  5. 急な風邪に、漢方を備えよう

突然やってくるだるさやゾクゾク感、鼻水に頭痛...。肌寒くなり、そろそろ風邪が流行する季節。
「もしかして...?」と思ったときにすぐ対処できると悪化を防ぐこともできます。また、つらい症状をやわらげる風邪薬は、常に備えておきたいところです。

そこで今回ご紹介するのは"漢方薬"。
漢方薬は、現代医療の現場でも使われている、日本独自に発展した医学をもとにした薬です。
漢方の特長を知れば、常備薬に漢方も仲間入り!? 今年は早めに風邪に備えましょう!

漢方薬とは

動植物や鉱物などの天然素材を加工した生薬を組み合わせてつくられる、漢方薬。

生薬をどう組み合わせるとどんな効果が得られるかという事が、何千年という長い年月の中で積み重ねられてきた治療の経験をもとに確認されてきました。

5~6世紀ごろに、漢方のもととなる中国伝統医学が日本に伝来し、その後、日本の風土や体質にあわせて江戸時代に大きく体系化され、日本独自の医学へと発展しました。

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漢方薬って普通の薬とどう違うの?

西洋医学の考え方は...

西洋医学の基本は、"出ている症状を取る"という考え方。症状の出ている原因を調べ、その根源を抑えるという方法です。

風邪の場合、根源であるウイルスの数は200種類以上といわれ、どのウイルスが原因かを特定することは困難。
例外として、一般の風邪と比べ重篤な症状を引き起こすインフルエンザウイルスは、抗ウイルス剤での治療が中心となりますが、一般的な風邪は一定期間経てば治るもの。安静にする、栄養・水分を補給するといった基本の処置にプラスして、それぞれの症状をやわらげるという対症療法が一般的です。

漢方の考え方は...

漢方は、様々な生薬の特性を組み合わせて、何らかの原因により崩れているバランスを回復させる、体質を改善するという考え方。

その人の体力や抵抗力、心身の状態に合わせて処方されるのも特徴で、たとえば、体力がなく胃腸が弱いなどに当てはまる人を「虚証」、体力や抵抗力がある人を「実証」として診断します。それに合わせ処方される漢方の種類は数えきれないほど。

風邪など根源の治療が難しい場合に漢方を用いる場合、体力の程度により、適する薬が異なります。体力がある方であれば、"まずは体を温めて治りを早くする"という目的のものが良いとされ、体温を上昇させてウイルスの増殖を抑えるといった免疫システムを後押しし、効果を発揮します。

漢字ばかりで難しい、複雑そうでとっつきにくいと思われがちな漢方ですが、今回はその中から、「実証」といわれる、体力のある大人の方が風邪をひいたときにおすすめしたい「葛根湯」「麻杏甘石湯」をご紹介します!

引きはじめ・寒気がするときには「葛根湯」

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漢方の中でも広く知られている葛根湯は、風邪の引きはじめに効果を発揮する漢方薬。服用は発病後1~2日のうちが目安とされています。

体を温めてウイルスを追い出すというのが、風邪の初期には大切。寒気はするが汗は出ない、熱っぽくてだるいといった症状が出ている場合は、葛根湯の出番です。

また葛根湯は、首や背中が緊張しているような、慢性頭痛や肩こりの場合の治療薬としてもよく処方されます。葛根湯で体が温まることで、これらの症状をやわらげるとされています。

配合生薬:
葛根(カッコン)・麻黄(マオウ)・大棗(タイソウ)・桂皮(ケイヒ)・芍薬(シャクヤク)・甘草(カンゾウ)・生姜(ショウキョウ)

激しい咳かぜには「麻杏甘石湯」

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麻杏甘石湯(まきょうかんせきとう)は、古くから気管支炎や気管支喘息に用いられてきた漢方薬。

喉が乾燥して激しいせきが出たり、温まるとせき込んでしまうといった症状に即効性があるとされていますので、風邪をひくと発作のように強い咳が止まらなくなるという方におすすめです。

配合生薬:
麻黄(マオウ)・杏仁(キョウニン)・甘草(カンゾウ)・石膏(セッコウ)

急な風邪に、漢方を備えよう

漢方は即効性がないと思われがちですが、葛根湯や麻杏甘石湯のように、実は発症初期(急性期)にこそ効果を発揮したり、つらい咳を鎮めてくれるものもあります。

体調不良は、思いもよらないときに急に出てくるもの。だからこそ普段から備えておけば安心です。
葛根湯は肩こりに、麻杏甘石湯はぜんそくなどにもはたらきが期待されていますので、風邪の時以外にも活用してくださいね。

【監修】DHC健康食品相談室
通話料無料
0120-575-368(日曜、祝日を除く9時~20時)
医師・薬剤師・栄養士から構成される専門スタッフが、医薬品、医薬部外品、健康食品について飲みあわせを含めて、ご質問・ご相談を承ります。
更新日/2018.10.12
更新日/2018.10.12

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