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摂取したカルシウムは赤ちゃんの骨や歯にも。不足分はサプリを活用!メインイメージ
ヘルスケア プレママとママのための栄養講座 2017.11.10

摂取したカルシウムは赤ちゃんの骨や歯にも。不足分はサプリを活用!

お腹の赤ちゃんの歯や骨をつくるカルシウムは、妊娠中は積極的にとっておきたい栄養素ですが、日本人はもともと不足がちな傾向があります。カルシウム不足はプレママの骨をもろくさせる危険も。食品やサプリメントでしっかり摂取しましょう!
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  1. 妊娠中にたっぷり摂取したいカルシウム
  2. カルシウムとは?
  3. 妊娠中にカルシウムが必要な理由。不足するとどんなリスクがある?
  4. カルシウムの上手なとり方。豊富に含まれている食品は?
  5. 妊娠中のイライラ予防にもカルシウムを摂ろう

妊娠中にたっぷり摂取したいカルシウム

妊娠中、特に摂るべき栄養として知られているのがカルシウムです。
カルシウムは体内の1~2%を占めており、体重に対する比率がもっとも多いミネラル。そのうち99%は炭酸塩やリン酸塩として骨や歯に、残りの1%は血液や神経、筋肉の中に存在しています。

カルシウムとは?

人間にとって必要なカルシウムのはたらき

カルシウムは骨や歯の主要な構成成分です。また、血液凝固・生理活性物質の分泌・筋肉収縮など、人間が生きていくための生理的機能に不可欠なミネラルです。
たとえば血液中のカルシウムは筋肉を収縮させ、心臓を正常に動かすはたらきがあります。

日本人は常にカルシウム不足!?

日本人は常にカルシウム不足といわれています。なぜなら日本の伝統的な食生活は、全体的にカルシウムが少ない傾向にあるからです。さらに最近では加工食品やインスタント食品などに含まれるリンの過剰摂取によって、カルシウムの吸収阻害も心配されています。

平成27年に実施された国民健康栄養調査の結果では、20歳から29歳の女性が摂る1日あたりの平均カルシウム量が427mg、30歳から39歳の女性では430mgとなっており、1日摂取推奨量の650mgを大幅に下回る結果が出ました。

また極端なダイエットによる食生活の偏りやストレスによっても、カルシウムの摂取量は少なくなる傾向があります。そのため日頃ストレスを感じているプレママは一層カルシウム不足になる可能性が高いといえるのです。

妊娠中にカルシウムが必要な理由。不足するとどんなリスクがある?

赤ちゃんの歯や骨になるカルシウムは母子ともに欠かせない栄養素

妊娠中おなかの赤ちゃんは、プレママからカルシウムをもらって骨や歯をつくります。そのためプレママは自分と赤ちゃんのために通常時よりもたっぷりとカルシウムを摂るよう心がけましょう。
また出産に向けて骨盤をしっかりさせたり、規則正しい陣痛を迎えるためにも、やはりカルシウムは欠かせません。

カルシウム不足でプレママの骨や歯がもろくなる症状が

妊娠中は小腸からのカルシウム吸収率が上がりますが、それでもカルシウム摂取量が極端に不足してしまうと、おなかの赤ちゃんが必要とするカルシウムはプレママの骨や歯から補給されることになってしまいます。 すると当然、プレママの骨や歯はもろくなってしまいます。
「出産後骨折をしやすくなった」などということにならないよう、しっかりとカルシウムを摂りましょう。

カルシウムの上手なとり方。豊富に含まれている食品は?

小魚や大豆製品、乳製品などはカルシウムが豊富

カルシウムは、牛乳やヨーグルトなどの乳製品をはじめ、海藻類や骨ごと食べられる小魚、大豆製品、ほうれん草や小松菜などに含まれています。とはいえ、食物からのカルシウム吸収率は吸収が良い乳製品でも50%程度といわれています。

妊娠中に吸収率が上がっていることを考慮しても、食品から1日の摂取推奨量を毎日コンスタントに摂取するのは難しい場合もあるので、サプリメントを上手に利用することもおすすめします。

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一緒に採りたい栄養素はビタミンD・クエン酸・オリゴ糖

ビタミンDやCPP(カゼインホスホペプチド)はカルシウムの吸収率を高めるので、カルシウムと一緒に摂るとよいでしょう。
またマグネシウムも、カルシウムとともにビタミンDにより吸収が促され、はたらきをサポートする栄養素です。カルシウム2に対して、マグネシウム1が理想的なバランスであるといわれています。

妊娠中のイライラ予防にもカルシウムを摂ろう

カルシウムは骨や歯をつくるだけではなく、精神の安定にもとても大きな役割を担っています

通常血液中のカルシウムは、甲状腺ホルモンをはじめとするカルシウム調整ホルモンによって、血中濃度が常に一定に保たれています。また、血中のカルシウムはマグネシウムとともに細胞に付随して安定した状態となっています。
しかし、カルシウムが不足すると細胞が不安定な状態になるため、安定した状態に戻ろうと防衛反応を起こします。その防衛反応が細胞の興奮状態を引き起こして、イライラしてしまうのです。

イライラはプレママの声を聞いているおなかの赤ちゃんにも影響がありますから、十分にカルシウムを摂りたいですね。

更新日/2017.11.10

PROFILEPROFILE

蒲原聖可のサムネイル
監修/医学博士蒲原聖可
高知県生まれ。徳島大学医学部卒業。同大学院修了。医師博士。
米国ロックフェラー大学、東京医科大学を経て現在、健康科学大学教授。日本薬科大学客員教授。昭和大学兼任講師。DHC研究顧問。日本統合医療学会理事、国際個別化医療学会理事。主な著書は『ヘルシーエイジングに役立つサプリメント・健康食品』(医学と看護社)、『サプリメント事典 第3版』(平凡社)『必携サプリメント・健康食品ハンドブック』(新興医学出版社)他多数。
医学博士 蒲原聖可ブログ/
http://www.dhcblog.com/kamohara/
更新日/2017.11.10

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