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化粧品の成分表示の読み方 【ヘアケア編】メインイメージ
ヘア・メーク 2019.05.08

化粧品の成分表示の読み方 【ヘアケア編】

「ヘアケア編」では、シャンプーに使われる界面活性剤の種類、コンディショナーやトリートメントの成分、髪を整える成分をご紹介します。ヘアケア製品も成分表示をチェックしながら、新しいアイテムをさがしませんか?
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  1. シャンプーの成分表示を読むポイント
  2. コンディショナーやトリートメントの成分を読むポイント
  3. ヘアケアに使われる界面活性剤
  4. 髪をケアする成分

細くなった毛や白髪、パサパサしてツヤがない...。気がかりな髪の悩みはありませんか?そんなときは、まずはシャンプーやコンディショナーの成分をチェックしてみるのも、ひとつの手です!

ヘアケア製品も、成分表示のルールはスキンケアと同じ。「基礎知識編」を読んでいない方は、まずざっと目を通すのがオススメです。成分にもこだわって、ふんわりツヤ髪をキープしましょう!

基礎知識編はこちら:化粧品の成分表示の読み方 【基礎知識編】

シャンプーの成分表示を読むポイント

シャンプーは約70%が水などの水性成分で、約20%は界面活性剤、約10%はその他の成分で構成されています。シャンプーの特長を知るためには、まずは汚れを落とす役割をしている「界面活性剤」の種類に注目しましょう。その種類によって、洗うパワーや特性は異なります。

また、使い心地や洗った後の感触を整えている、髪をケアする成分の種類も、ぜひチェックしたいポイントです。

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コンディショナーやトリートメントの成分を読むポイント

コンディショナーやトリートメントは、約60%が水性成分、約20%は油性成分、その他界面活性剤や髪をケアする成分などで構成されています。油性成分はとろみやツヤを出す目的で、高級アルコール類(ステアリルアルコール、セテアリルアルコールなど)が多く使われています。

どんな効果をもつ成分が含まれているかに着目して、アイテムを選びましょう。

また、成分表示のチェックに加えて、コンディショナー・トリートメント・リンスなどの"種類"も選ぶ参考になります。 リンスは髪の表面をコーティングして膜を作るもの。コンディショナーは髪の全体を整えるもので、トリートメントはダメージを補修する成分を多く含みます。明確な定義はないので、メーカーやアイテムによって異なる場合もありますが、これを目安に使い分けてくださいね。

ヘアケアに使われる界面活性剤

界面活性剤って?

界面活性剤は、油と水をくっつけて混ぜ合わせるはたらきをしています。ひとつの分子の中に、水と仲のよい部分と、油と仲のよい部分があり、両方になじんで混ざり合います。その力を利用して汚れを落としたり、水に溶けると電気を帯びるタイプのものは、髪の静電気を抑えるのにも使われています。

界面活性剤の種類は、それぞれ用途によって使い分けられ、数種類をミックスすることもあります。シャンプーに含まれる界面活性剤は「アニオン型」や「両性イオン型」、コンディショナー類には「カチオン型」が使われていて、それぞれ性質が異なります。

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アニオン型

比較的汚れをしっかりと落とせる、泡立ちのよい界面活性剤です。その中でも、さらに4種類に分類することができます。

  • 【高級アルコール系】...名前に「~硫酸」などがつくもの。
    (例)ラウリル硫酸Na、ラウレス硫酸Na
    一番よく使用される成分で、泡立ちがよく、しっかり汚れを落とします。人によっては、まれに頭皮に刺激を感じることも。
  • 【アミノ酸系】...名前に「~グルタミン酸、アラニン、グリシン」などがつくもの。
    (例)ココイルグルタミン酸TEAなど
    弱酸性で刺激が少なく、髪の主成分であるたんぱく質を守ります。泡立ちや洗浄力はマイルドなため、商品によってはぬるぬるが気になることも。頭皮のダメージが気になる方や、スタイリング剤を使わない方など、やさしく洗いたいときに◎。
  • 【タンパク系】...名前に「~加水分解ケラチン、加水分解コラーゲン、加水分解シルク」などがつくもの。
    (例)ココイル加水分解ケラチンKなど
    弱酸性で低刺激、しっとりしやすい成分です。髪のたんぱく質を補う作用があるので、ヘアカラーが色あせしにくく、カラーリングのダメージケアにも適しています。泡立ちや汚れを落とす力はおだやかなため、頑固な汚れは落ちにくいことも。
  • 【石けん系】...名前に「石けん用素地、石けん素地、純石けん」などがつくもの。
    (例)カリ石ケン素地など
    しっかりと汚れを落とします。商品によってはきしみがでたり、パーマやカラーが落ちやすいかもしれません。

両性イオン型

両性イオン型は、肌にやさしくおだやかに洗うことができます。

  • 【ベタイン系】...名前の最後に「~ベタイン」などがつくもの。
    (例)コカミドプロピルベタインなど
    低刺激で安心な成分で、泡立ちや汚れを落とす力はマイルド。子供用シャンプーに使われたり、髪をやわらかくするのでリンスインシャンプーにも加えられます。

カオチン型

コンディショナーやトリートメントによく使われる界面活性剤で、静電気を防止したり、髪をやわらかくするはたらきがあります。

  • 【カオチン型】...名前の最後に「~クロリド」「~アンモニウム」などがつくもの。
    (例)ベヘントリモニウムクロリドなど
    水に触れると親水基がプラスになるもので、マイナスの電気を帯びている髪にくっついて、静電気を抑えてやわらかい感触に。キューティクルがはがれているほどたくさん吸着し、軽く髪につけるとすすいでも効果が残ります。
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髪をケアする成分

髪は主にたんぱく質や水分で成り立ち、表面は「キューティクル」という薄い膜で守られています。ところが、ダメージを受けると表面が傷つき、内部の成分が流れ出して空洞化してしまうことも。

それを防ぐため、シャンプーやコンディショナーには、キューティクルを整える成分や、髪を補修する成分が加えられています。

【指通り】
・ポリクオタニウム10...よく使われている成分で、静電気を防止して指通りをなめらかに保ち、表面に保護膜を作ります。
・ジメチコン...シリコーン油(シリコン)の代表的なもので、よく使用されます。キューティクルを整えて、指通りやすべりがなめらかに。

【ダメージケア】
・加水分解ケラチン...髪の主成分でもあり、保湿や修復をするはたらきにより、ハリやコシが高まります。
・加水分解シルク...蚕(かいこ)の絹から作られるもので、髪によく浸透してダメージを補修します。

【うるおいキープ】
・コレステロール...髪のうるおいを保ち、弾力を与えます。

上記で取り上げられた以外にも、うるおいを守る保湿成分(セラミド類、コエンザイムQ10、ヒアルロン酸類など)や、しっとりさせる油分(オリーブオイル、シアバターなど)が加わると、さらに髪にやさしい使い心地になります。

ぜひ知ってほしい「シリコンのはたらき」:シリコンは安全な成分だった!その役割を徹底調査

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ヘアケアの成分表示を読むときは、シャンプーなら、まず界面活性剤の種類をチェックしましょう。それに加えて、使用感や洗い上がりを整えるための、髪をケアする成分も注目のポイントです。

コンディショナーやトリートメントは、髪のダメージに合わせて使い分けて。ダメージの修復、キューティクルの保護など、どんな成分が多いのかチェックしてみると、特長が分かりますよ。

ボリュームとツヤのある髪は、女性らしさと若々しさのシンボルです。やさしく手入れされた髪は、あなたをいっそうキレイに引き立てるはず!

【監修】DHC美容相談室
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更新日/2019.05.08
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