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- 私たちには休息が必要。では、髪には?
- あなたの髪、"洗いすぎ"?
- Howtoノープー
- ノープーでバスタイムが癒しの時間に
私たちには休息が必要。では、髪には?
ハリウッドセレブが実践し話題になった「ノーシャンプー」通称"ノープー"は、シャンプーを使わずに、お湯や塩、コンディショナーのみで髪を洗うという、常識を覆すヘアケア。
強い洗浄力をもつシャンプーをお休みすることで、必要な皮脂を取りすぎることなく健康な髪と地肌を取り戻せると、日本でも注目が集まっています。
"シャンプーをお休みする"という新習慣=「休シャン」をあなたも取り入れてみませんか?
あなたの髪、"洗いすぎ"?
泡立ちがよく、洗いあがりもスッキリ!が気持ちよいシャンプー。でも実は洗浄力が強い分、必要な脂まで落としてしまっているものが多いのだとか。
汚れを落とす力が強い、ケミカルな成分が入っているものは特に注意が必要。頭皮の保湿成分となる脂まで落としてしまうと、乾燥の原因になってしまいます。
水分と脂分が足りなくなるとフケが出たり、炎症を起こしてかゆみが出るように。また必要な脂を取られることで、かえって多くの皮脂分泌を招き、必要以上の脂で頭皮がべたつくことも...。
地肌と髪にも、休日を
髪のトラブルをおさえるためにはシャンプーの頻度を見直し、過剰な洗浄を避け、頭皮や髪をいたわってあげることが大切です。
ノープーすることで「ハリ・コシがでた」「手触りがよくなった」「指通りがなめらかになった」「翌日のまとまりがよくなった」という人も。
健康的な髪や地肌を育てるには、"休シャン"デーも必要なのかもしれません。

How to ノープー
湯シャン(お湯だけで洗う)が一般的な方法ですが、実は皮脂や整髪料などお湯だけでは落とせない汚れも。また完全にシャンプー生活をやめる、というのはなかなか勇気がいりますし、ニオイが気になるという方も多いのでは?
おすすめしたいのは、クレンジングもできるクリームタイプのケア商品への週1~2回の置き換え。ひとつのクリームで、クレンジングとコンディショニングが完結できる優れものです。
ポイントはケミカルな成分が入っていないものを選ぶこと。スクワランやアミノ酸系活性剤など、ベースの成分が天然のものや刺激の少ないものであれば、皮脂の汚れをやさしく落とすことができ、健康的な頭皮環境が整います。
クリームを使う前に十分にお湯で予洗いし、毛先や頭皮全体になじませてマッサージをすれば、極上のヘアケアタイムに。
本当に汚れは落ちる?
天然由来のスクワランなど油性成分が入っているものは、脂汚れとなじんでマイルドに汚れを落としていきます。それ以外の汚れ(汗や垢、ほこりなど)は、水溶性のものが多いので最初に予洗いをすれば大丈夫。
またコンディショニング成分も、刺激の少ないアミノ酸系が配合されているものを使うことで、頭皮や髪を優しく整えます。
通常のシャンプー+コンディショナーの場合と比べても、指通りは変わりません。
ノープーでバスタイムが癒しの時間に
ノープーは「シャンプー→コンディショナー→トリートメント」と手順の多いいつものヘアケアが、ひとつで完結する"時短アイテム"としても優秀です。
海洋深層水や海泥・海藻エキスなど海の恵み成分が入っているものなら、お手軽タラソテラピーとして自宅がスパに早変わり。一日の疲れも癒されて、バスタイムがもっと楽しくなりそう。
週1~2日、"休シャン"デーを取り入れて、髪と地肌にもぜいたくな休息を与えてあげてみてはいかがでしょうか。