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ハ行 2017.09.19

ビタミンC

柑橘類の成分が、全身の血管がもろくなる「壊血病」を予防することから発見された、水溶性ビタミンの一種。美肌やシミの予防といった美容効果や、免疫を高め、風邪を引きにくくするはたらきをもつビタミンとして注目されています。また、抗酸化作用をもつことから、生活習慣病を引き起こす原因を作る活性酸素の除去に役立つなどはたらきは様々です。しかしヒトの体内では合成されず、壊れやすいのでサプリメントなどで補うのがおすすめです。

期待できるはたらき

風邪の予防・初期症状の改善

風邪の予防や症状改善、罹病期間を短縮するはたらきが期待されています。ある臨床試験では、健康な非喫煙者の男性を対象に1日1,000mgのビタミンC投与群と偽薬群の2群について8週間の介入試験が行われました。解析の結果、偽薬群に比べて、ビタミンC投与群において、身体活動機能スコアは有意な上昇(改善)が認められたほか、風邪罹患の回数は45%のリスク低下、さらに風邪の罹患日数は、59%減少(短縮)したというデータが報告されています。


(医学博士 蒲原聖可ブログ「DHCブログ」ビタミンCサプリメントの風邪予防効果[2014年07月16日(水)]より)

美肌、シミ予防

肌の弾力のもととなるたんぱく質の一種・コラーゲンの合成を促進し、ハリのある美肌作りをサポートします。またメラニンの合成を阻害するはたらきによりシミを予防します。

病気の発症リスクの抑制

ビタミンEと共同してはたらく抗酸化作用により、病気のリスク低減や病態の改善効果が示されています。具体的には、上部消化管(食道・胃)のガンや乳ガン、胆嚢疾患の発症リスクを抑えたり、動脈硬化疾患、循環不全など多くの疾患に対するはたらきが期待されています。

その他、期待できるはたらき

  • 高血圧の予防・改善
  • 鉄の吸収促進 など

摂取について

赤ピーマンやパセリ、レモン、アセロラなどに多く含まれており、『日本人の食事摂取基準(2015年版)』による一日あたりの推奨量は、30〜49歳の男性、女性ともに100mgです。ビタミンCは比較的短時間で体外に排出されるため、効果を維持するためには1日に何度かに分けて摂取するのが好ましいです。また、喫煙や運動負荷、ストレスなどによってビタミンCの消費量が増加するため、喫煙者やストレスを感じている人は多めに摂取する必要があります。

その他、注目のはたらき

近年の臨床研究では、ビタミンCが、血中の残留性有機汚染物質を低下させるという効果も報告されています。(残留性有機汚染物質とは、有機塩素系殺虫剤/有機塩素剤やポリ塩化ビフェニルなど、自然で分解されにくい有機物のことで、内分泌かく乱物質として、人体に害を生じることが示唆されています。)具体的には、カリフォルニア在住の健康な女性15名を対象に1日あたり1,000mgのビタミンCを2カ月間投与し、介入の前後で、血中の残留性有機汚染物質が測定されました。解析の結果、ビタミンCサプリメント投与により、6種類のポリ塩化ビフェニルと、2種類の有機塩素系殺虫剤が有意に減少したということです。


(医学博士 蒲原聖可ブログ「DHCブログ」ビタミンCが残留性有機汚染物質を低下させる[2016年04月20日(水)]より)
更新日/2018.03.06

PROFILEPROFILE

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監修/医学博士蒲原聖可
高知県生まれ。徳島大学医学部卒業。同大学院修了。医師博士。
米国ロックフェラー大学、東京医科大学を経て現在、健康科学大学教授。日本薬科大学客員教授。昭和大学兼任講師。DHC研究顧問。日本統合医療学会理事、国際個別化医療学会理事。主な著書は『ヘルシーエイジングに役立つサプリメント・健康食品』(医学と看護社)、『サプリメント事典 第3版』(平凡社)『必携サプリメント・健康食品ハンドブック』(新興医学出版社)他多数。
医学博士 蒲原聖可ブログ/
http://www.dhcblog.com/kamohara/
更新日/2018.03.06

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