> > ルチン
ルチンメインイメージ
ラ行 2017.09.19

ルチン

フラボノイドに分類されるファイトケミカルのひとつ。野菜や果物などの植物性食品に存在し、特にそばに多く含まれています。抗酸化作用や抗炎症作用による健康保持や疾病予防の機能性が認められており、高血圧改善などを目的とした健康食品やサプリメントの素材として利用されています。

期待できるはたらき

抗酸化作用

強い抗酸化作用により、高血圧などの生活習慣病予防のはたらきが期待できます。

心血管疾患の予防・改善

もろくなった毛細血管の弾力性を保ち、強化するはたらきや、血液循環をスムーズにするはたらきがあるため、心血管疾患の予防・改善にもつながります。

その他、期待できるはたらき

  • 抗炎症作用・関節炎に伴う症状の改善 など

その他、注目のはたらき

近年、ルチンなどのフラボノイド類による精子機能保護作用を示した基礎研究が報告されています。今回の研究では、各種のフラボノイドによるヒト精子機能への影響が、 in vitro(試験管内)研究にて調べられました。具体的には、採取した精子から運動精子のみを回収したものを用いて、ケルセチン、ルチン、ナリンゲニン、エピカテキンといった抗酸化作用を有するフラボノイド類が、様々な濃度で投与され、酸化剤に対する抗酸化能の指標が測定されました。解析の結果、精子生存率は投与量が多いほど改善し、精子運動能も有意に改善しました。また、脂質過酸化は、ケルセチン投与群およびルチン投与群では、有意な低下(改善)が認められています。以上のデータから、フラボノイド類、特にルチンやケルセチンの抗酸化作用による精子保護作用が見られます。不妊治療における臨床的意義の検証が期待される分野です。


(医学博士 蒲原聖可ブログ「DHCブログ」フラボノイド類による精子機能の保護作用[2012年10月17日(水)]より)
更新日/2017.09.14

PROFILEPROFILE

蒲原聖可のサムネイル
監修/医学博士蒲原聖可
高知県生まれ。徳島大学医学部卒業。同大学院修了。医師博士。
米国ロックフェラー大学、東京医科大学を経て現在、健康科学大学教授。日本薬科大学客員教授。昭和大学兼任講師。DHC研究顧問。日本統合医療学会理事、国際個別化医療学会理事。主な著書は『ヘルシーエイジングに役立つサプリメント・健康食品』(医学と看護社)、『サプリメント事典 第3版』(平凡社)『必携サプリメント・健康食品ハンドブック』(新興医学出版社)他多数。
医学博士 蒲原聖可ブログ/
http://www.dhcblog.com/kamohara/
更新日/2017.09.14

TOPIC TAGSTOPIC TAGS人気のタグ

オリーブチャンネルとは?

オリーブチャンネルは、株式会社ディーエイチシーが運営する、美容・健康情報をご紹介するサイトです。話題の美容・健康成分のご紹介や、肌や身体を美しく元気にする方法を発信していきます。

オリーブチャンネルとは?

オリーブチャンネルは、株式会社ディーエイチシーが運営する、美容・健康情報をご紹介するサイトです。話題の美容・健康成分のご紹介や、肌や身体を美しく元気にする方法を発信していきます。