> > バラの花エキス
バラの花エキスメインイメージ
ハ行 2017.09.19

バラの花エキス

野生種のバラの花びらを加熱抽出した成分。バラにはポリフェノール類の一種であるオイゲニインなどの有効成分が含まれており、抗アレルギー作用があるとして、花粉症対策のサプリメントに用いられるようになりました。バラの花エキスによる抗アレルギーのはたらきは、複数の有用成分の相乗作用によるものと考えられており、現在も研究が進められています。

期待できるはたらき

肥満予防

アレルギー性鼻炎は、抗原(アレルゲン)となるハウスダストや花粉が鼻粘膜に付着すると、IgE抗体が産生され、肥満細胞の表面に結合します。その後、再び抗原が侵入すると、肥満細胞からヒスタミンやロイコトリエンといった化学伝達物質が放出され、アレルギー症状を引き起こします。バラに含まれる有用成分・オイゲニインは、IgE抗体が肥満細胞と結合するのを防ぎ、肥満細胞からのヒスタミンの放出を抑制する作用をもつことが、研究で示されています。

花粉症やアレルギー性鼻炎の緩和

高い抗酸化作用により、増えすぎると生活習慣病や老化の原因となる活性酸素を除去。老化を防ぎ、病気に負けない元気な体を保ちます。

その他、期待できるはたらき

  • アトピー性皮膚炎に伴う症状の緩和
  • 抗酸化作用 など

摂取について

花粉症などアレルギー症状対策のサプリメントではバラの花弁抽出物として、1日あたり400~800mgの摂取が目安とされています。また、花粉症・アレルギー性鼻炎に対しては、甜茶やシソの実油などとの併用も可能です。

その他注目のはたらき

バラの花びら以外の素材として、バラの香気成分を摂取し、皮膚から放出するための食品が製品化され、口臭や汗臭などの体臭に対して用いられています。バラの主要な香気成分は、ゲラニオール、シトロネロール、リナロールの3種類。予備的な臨床研究では、皮膚からの検出量が最大量になるのに要する時間は、バラ精油では摂取後30~60分、ローズカプセルでは90~120分でした。現在、ブルガリアンローズオイルを含有したローズカプセルや、ガムなどの食品が香気成分の摂取のために利用されています。

更新日/2017.09.14

PROFILEPROFILE

蒲原聖可のサムネイル
監修/医学博士蒲原聖可
高知県生まれ。徳島大学医学部卒業。同大学院修了。医師博士。
米国ロックフェラー大学、東京医科大学を経て現在、健康科学大学教授。日本薬科大学客員教授。昭和大学兼任講師。DHC研究顧問。日本統合医療学会理事、国際個別化医療学会理事。主な著書は『ヘルシーエイジングに役立つサプリメント・健康食品』(医学と看護社)、『サプリメント事典 第3版』(平凡社)『必携サプリメント・健康食品ハンドブック』(新興医学出版社)他多数。
医学博士 蒲原聖可ブログ/
http://www.dhcblog.com/kamohara/
更新日/2017.09.14

TOPIC TAGSTOPIC TAGS人気のタグ

オリーブチャンネルとは?

オリーブチャンネルは、株式会社ディーエイチシーが運営する、美容・健康情報をご紹介するサイトです。話題の美容・健康成分のご紹介や、肌や身体を美しく元気にする方法を発信していきます。

オリーブチャンネルとは?

オリーブチャンネルは、株式会社ディーエイチシーが運営する、美容・健康情報をご紹介するサイトです。話題の美容・健康成分のご紹介や、肌や身体を美しく元気にする方法を発信していきます。