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ハ行 2017.09.19

PQQ(ピロロキノリンキノン)

PQQは高い抗酸化作用や神経細胞の成長因子の増加を促す効果が期待されている、ビタミン様物質。加齢による脳機能の低下や肌の老化を防ぐ作用があるとされています。食事から摂取できる量もわずかなので、サプリメントの人気も高まっています。

2003年に機能性が確認されたビタミン様物質。「ピロロキノリンキノン」という高い抗酸化作用を持つ成分として知られています。

期待できるはたらき

脳機能の向上

加齢によって脳の神経細胞が少なくなっていくことで、年齢を重ねるごとに物忘れなどといった脳機能が低下したり、認知症を発症するリスクが高まります。

PQQには神経成長因子の増加を促したり、神経を保護したりする作用があり、短期記憶を始め、情報処理能力や注意力を高めることができるとされています。物忘れといった脳の老化に自覚のある成人男女に行ったテストで、記憶力や注意力、情報処理能力において、PQQを摂取したグループに脳機能の向上が見られたという結果が報告されています。

活性酸素を除去し美肌に導く

さまざまなストレスによって発生する活性酸素は、シミやシワ、たるみといった肌の悩みを引き起こします。

PQQは高い抗酸化作用を持つので活性酸素を消去するはたらきがあります。また、細胞の老化を防いだり、肌の新陳代謝を促したりする効果もあるため、美肌に導く効果も期待されています。

摂取について

ピーマンや納豆、緑茶など身近な食材に含まれていますが、その量はごく微量。臨床試験では20ミリグラムの摂取で効果が実証されていますが、ピーマンで約2万2,163個、納豆は6,557パックも摂る必要があります。効果的な摂取にはサプリメントの活用が有効です。

その他、注目のはたらき

PQQ投与は、一般生化学検査指標(血糖値、コレステロール、HDL、LDL、TGなど)に影響は与えませんでした。次に、実験1では、MDA関連TBARの評価から、PQQによる抗酸化指標への影響が示唆されました。実験2では、PQQ投与によって、血中CRP値の有意な低下(=抗炎症作用)、血中IL-6の有意な低下(=抗炎症作用)、尿中のメチル化アミン類の有意な低下(=ミトコンドリア機能の亢進)が認められています。 以上のデータから、ヒトにおいて、PQQの経口摂取による抗炎症作用、抗酸化作用、ミトコンドリア機能亢進作用が示唆されます。


医学博士 蒲原聖可ブログ「DHCブログ」PQQ(ピロロキノリンキノン)による抗炎症作用:ヒト臨床研究 [2015年06月08日(月)]より

更新日/2018.01.11

PROFILEPROFILE

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監修/医学博士蒲原聖可
高知県生まれ。徳島大学医学部卒業。同大学院修了。医師博士。
米国ロックフェラー大学、東京医科大学を経て現在、健康科学大学教授。日本薬科大学客員教授。昭和大学兼任講師。DHC研究顧問。日本統合医療学会理事、国際個別化医療学会理事。主な著書は『ヘルシーエイジングに役立つサプリメント・健康食品』(医学と看護社)、『サプリメント事典 第3版』(平凡社)『必携サプリメント・健康食品ハンドブック』(新興医学出版社)他多数。
医学博士 蒲原聖可ブログ/
http://www.dhcblog.com/kamohara/
更新日/2018.01.11

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