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ア行 2017.09.19

オルニチン

ヒトの体内にも存在するアミノ酸の一種で、シジミ貝などに多く含まれます。数あるアミノ酸の中でも、たんぱく質と結合せずにはたらく「遊離アミノ酸」として、肝臓や骨格筋などで機能を発揮。肝臓の保護や解毒作用など肝機能を高める他、筋力増強に対する期待から、アスリートの間でも利用されています。

期待できるはたらき

成長ホルモンの分泌促進

成長ホルモンの分泌を促す作用により、除脂肪体重(LBMとも呼ばれ、体脂肪を以外の筋肉、内臓器官、骨など、生命維持に欠かせない部分の重量)を増加させる効果が報告されています。除脂肪体重が増加すると、身体が必要とするエネルギー量(消費カロリー)も増加し、摂取カロリーを効率よく燃焼できるようになります。

疲労回復

肝臓の解毒作用を高め、疲労を回復します。健常者17名を対象とした臨床試験では、1日あたり2,000mgのL-オルニチンを7日間、続けて8日目に6,000mgを経口投与したところ、血中アンモニア増加の抑制、疲労感の回復効果が示されました。

その他、期待できるはたらき

  • アンモニア代謝の促進による肝臓の保護
  • インスリン抵抗性改善 など

摂取について

シジミ貝等に比較的多く含まれており、短期間では効果が期待できないので、継続的な利用がおすすめです。また、夜間早朝に分泌が高まる内分泌ホルモンへの作用が示唆されていることから、就寝前に摂取するのが効果的ともいわれています。

その他、注目のはたらき

近年の臨床研究で、ストレス軽減作用および睡眠改善効果も示唆されています。具体的には、ランダム化二重盲検偽薬対照試験として、軽度のストレスや疲労を感じている日本人の健常者42名を対象に、L-オルニチン(400mg/日)あるいは偽薬を8週間投与。解析の結果、偽薬群に比べて、L-オルニチン投与群では、血中コルチゾール値およびコルチゾール/DHEA-Sが有意に減少し、睡眠の質の改善効果も認められました。


(医学博士 蒲原聖可ブログ「DHCブログ」オルニチンによるストレス軽減と睡眠改善作用[2014年08月06日(水)]より)
更新日/2017.09.14

PROFILEPROFILE

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監修/医学博士蒲原聖可
高知県生まれ。徳島大学医学部卒業。同大学院修了。医師博士。
米国ロックフェラー大学、東京医科大学を経て現在、健康科学大学教授。日本薬科大学客員教授。昭和大学兼任講師。DHC研究顧問。日本統合医療学会理事、国際個別化医療学会理事。主な著書は『ヘルシーエイジングに役立つサプリメント・健康食品』(医学と看護社)、『サプリメント事典 第3版』(平凡社)『必携サプリメント・健康食品ハンドブック』(新興医学出版社)他多数。
医学博士 蒲原聖可ブログ/
http://www.dhcblog.com/kamohara/
更新日/2017.09.14

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