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オリーブリーフメインイメージ
ア行 2017.09.19

オリーブリーフ

オリーブは中近東・地中海沿岸・北アフリカが原産とされるモクセイ科の常緑高木で、地中海沿岸では古くから食用や薬用として用いられてきました。オリーブの果実は食品として、さらに果実から生成されるオイルは調理用以外にも化粧品としても利用され、広くその機能性が知られています。一方、葉(オリーブリーフ)は、伝統医療や民間医療における薬として、感染症や生活習慣病薬に対して用いられてきました。オリーブリーフには、フラボノイド類やポリフェノール類などの有用成分が豊富に含まれ、とくにオリーブリーフ特有の成分であるオレユロペンは抗酸化作用や静菌作用をもつことから、高血圧や糖尿病などの生活習慣病予防につながる成分として注目されています。

期待できるはたらき

生活習慣病の予防・改善

オリーブリーフには、オレユロペンなどのポリフェノール類やヘスペリジンなどのフラボノイド類が豊富に含まれており、これらがもつ抗酸化作用や抗炎症作用により高血圧や糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病の予防・改善効果が期待できます。インスリンを受け取り、利用することで血糖値を下げるインスリン受容体の感度を「インスリン感受性」といいます。最近はインスリンが十分あるのに利用されずに血糖値が高くなる、つまり「インスリン感受性が悪い」ことによる糖尿病が増えています。中年肥満男性46名を対象に、オリーブリーフポリフェノールサプリメントを12週間投与した臨床研究では、偽薬投与群に比べてオリーブリーフポリフェノール投与群ではインスリン感受性が15%改善しました。

その他、期待できるはたらき

風邪の予防 など

摂取について

とくに決まった摂取量はありません。生活習慣病の予防や改善を目的とする場合、短期間では効果が期待できないので、継続して利用することが望ましいです。

その他、注目のはたらき

血管の健康状態を維持するのに非常に重要な役割を果たし、動脈硬化などの疾患に深い関わりを持つ「血管内皮機能」について、オリーブリーフポリフェノールによる改善作用および抗炎症作用を示した臨床研究が報告されています。具体的には、健康な男女18名を対象に、オリーブリーフ抽出物あるいは偽薬が単回投与されました。血管機能の指標として、指尖容積脈波(DVP/指先の血管に流れる血液の量の変化)が測定され、投与前、1時間、3時間、6時間、24時間の時点で採血が行われています。解析の結果、DVP及び血管の炎症マーカー(IL-8)は、対照群に比べて、オリーブリーフ投与後に有意に減少(改善)しました。


(医学博士 蒲原聖可ブログ「DHCブログ」オリーブリーフ(葉)ポリフェノールによる血管機能改善効果[2015年07月02日(木)]より)
更新日/2017.09.14

PROFILEPROFILE

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監修/医学博士蒲原聖可
高知県生まれ。徳島大学医学部卒業。同大学院修了。医師博士。
米国ロックフェラー大学、東京医科大学を経て現在、健康科学大学教授。日本薬科大学客員教授。昭和大学兼任講師。DHC研究顧問。日本統合医療学会理事、国際個別化医療学会理事。主な著書は『ヘルシーエイジングに役立つサプリメント・健康食品』(医学と看護社)、『サプリメント事典 第3版』(平凡社)『必携サプリメント・健康食品ハンドブック』(新興医学出版社)他多数。
医学博士 蒲原聖可ブログ/
http://www.dhcblog.com/kamohara/
更新日/2017.09.14

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