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ナ行 2017.09.19

ナットウキナーゼ

納豆の糸のネバネバに含まれる酵素の一種。血管にできる血液の塊・血栓を溶かすはたらきがあることから、脳梗塞など血栓症の予防に用いられています。病院で使用される代表的な血栓溶解剤にウロキナーゼという医薬品がありますが、納豆1パック(50g)には、ウロキナーゼに匹敵する血栓を溶解する酵素としてのはたらきが期待できるといわれています。

期待できるはたらき

血栓症の予防

血栓を溶かしやすくし、脳梗塞や脳塞栓症の予防に効果が期待されています。経口摂取されたナットウキナーゼの作用時間は短い場合で4時間、長い場合は8〜12時間といわれ、実験的に形成された血栓が、ナットウキナーゼの経口摂取により溶解することが示されています。

血流の改善

成人男性13名を対象にした研究では、ナットウキナーゼを経口摂取することによって、血液流動性の改善が認められました。

その他、期待できるはたらき

  • 血小板凝固抑制
  • 高血圧の改善 など

摂取について

ナットウキナーゼは、胃酸で活性を失いやすいため、食事のときなどに他の食品と一緒に摂るとより効果に期待が持てます。また、脳梗塞の予防に納豆やナットウキナーゼを摂る場合、脳梗塞や脳血栓は夜間就寝中に生じやすいため、夕食時に摂る方が合理的です。

その他、注目のはたらき

近年、肩こりと腰痛の改善効果を示した臨床研究も報告されています。具体的には、生活習慣病(高血圧、糖尿病、脂質異常症)にて通院中の患者(女性17名、平均年齢67.8歳)を対象に、ナットウキナーゼサプリメント(NKCP(R))を4週間投与。解析の結果、VASという評価法による自覚症状では、肩こり、腰痛、四肢の冷えの有意な改善が認められました。改善のメカニズムは、ナットウキナーゼによる血流/循環の改善によると推察されます。


(医学博士 蒲原聖可ブログ「DHCブログ」ナットウキナーゼによる肩こりと腰痛の改善[2015年05月21日(木)]より)
更新日/2017.09.14

PROFILEPROFILE

蒲原聖可のサムネイル
監修/医学博士蒲原聖可
高知県生まれ。徳島大学医学部卒業。同大学院修了。医師博士。
米国ロックフェラー大学、東京医科大学を経て現在、健康科学大学教授。日本薬科大学客員教授。昭和大学兼任講師。DHC研究顧問。日本統合医療学会理事、国際個別化医療学会理事。主な著書は『ヘルシーエイジングに役立つサプリメント・健康食品』(医学と看護社)、『サプリメント事典 第3版』(平凡社)『必携サプリメント・健康食品ハンドブック』(新興医学出版社)他多数。
医学博士 蒲原聖可ブログ/
http://www.dhcblog.com/kamohara/
更新日/2017.09.14

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