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マ行 2017.09.19

マテ

南米原産のモチノキ科の常緑樹。ブラジルやアルゼンチン、パラグアイ等では伝統的にマテ茶として愛飲され、南米の伝統医療では滋養強壮や疲労回復に利用されてきました。有用成分としてカフェインやテオブロミン、テオフィリンといったアルカロイド類のほか、フラボノイド類、タンニン類、アミン類が存在することが分かっています。抗酸化作用があるほか、サプリメントはダイエット目的でも用いられています。

期待できるはたらき

脂質異常症改善

臨床試験では、マテの摂取によるLDL(悪玉)コレステロール低下などの脂質代謝改善作用が示されています。102名の被験者(健常者15名、脂質異常症患者57名、長期間スタチン剤治療を受けている高コレステロール血症患者30名)を対象に、1回あたり330mLのマテ抽出物含有飲料を1日3回、40日間投与したところ、健常者ではLDLコレステロール値が8.7%低下、脂質異常症患者ではLDLコレステロール値が8.6%低下、HDL(善玉)コレステロール値が4.4%増加、スタチン剤治療中の高コレステロール血症患者ではLDLコレステロール値が13.1%低下したとの報告があります。

抗肥満作用、熱産生誘導(エネルギー消費増大)作用

マテには体内でのエネルギー消費増大作用があり、肥満を抑制するはたらきが期待できます。マテ、ガラナ、ダミアナという3種類のハーブ複合カプセルを44名の肥満者に投与した臨床試験では、減量効果が認められたという報告があります。さらに平均BMIが30以上の肥満者73名を対象に、マテ、ガラナ、ダミアナのハーブ複合物を6週間投与した臨床研究でも、体重及びBMIの有意な低下が示されました。

その他、期待できるはたらき

  • 抗酸化作用 など

摂取について

マテ茶としての摂取量は個人差が大きいですが、80~120mgのカフェインに相当する量のマテ茶を摂取するのが一般的です。

その他、注目のはたらき

近年の研究では、マテ茶摂取により、運動負荷後の筋力の回復促進作用も示唆されています。具体的には、男性12名を対象に、マテ茶摂取群あるいは対照(水)群の2群について、11日間の介入試験が行われています。8日目に、肘関節屈曲運動負荷が行われ、最大肘関節屈力の回復が、運動負荷終了時、24時間、48時間、72時間後の時点で測定されました。解析の結果、マテ茶摂取群では、運動負荷後24時間の時点で、筋力の回復率が8.6%と有意な改善を示しました。


(医学博士 蒲原聖可ブログ「DHCブログ」マテ茶による抗酸化作用と筋力回復促進作用[2016年05月09日(月)]より)
更新日/2017.09.14

PROFILEPROFILE

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監修/医学博士蒲原聖可
高知県生まれ。徳島大学医学部卒業。同大学院修了。医師博士。
米国ロックフェラー大学、東京医科大学を経て現在、健康科学大学教授。日本薬科大学客員教授。昭和大学兼任講師。DHC研究顧問。日本統合医療学会理事、国際個別化医療学会理事。主な著書は『ヘルシーエイジングに役立つサプリメント・健康食品』(医学と看護社)、『サプリメント事典 第3版』(平凡社)『必携サプリメント・健康食品ハンドブック』(新興医学出版社)他多数。
医学博士 蒲原聖可ブログ/
http://www.dhcblog.com/kamohara/
更新日/2017.09.14

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