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マグネシウムメインイメージ
マ行 2017.09.19

マグネシウム

体内での様々な酵素のはたらきに関与し、エネルギーを作り出すのを調節し、たんぱく質の合成を行うミネラルの一種。細胞内に多く存在し、電解質のバランスを保つためにも重要な役割を果たしています。また血液循環を正常に保つ作用があります。その他、骨の成長や維持にも必要な栄養素です。

期待できるはたらき

生活習慣病の予防・改善

電解質バランスの調整に関わることから、血液循環を正常に保ち、高血圧や高コレステロール血症、心疾患などの生活習慣病のリスクを抑える効果が期待できます。マグネシウムと虚血性心疾患との関連についての研究報告では、カルシウムに対してマグネシウムの摂取が充分であると虚血性心疾患による死亡率が低く、心臓病の予防におけるマグネシウムの重要性が示されています。

歯と骨を丈夫に保つ

骨と歯の形成に必要な栄養素であり、カルシウムとともにその成長や強化、維持を助けます。

その他、期待できるはたらき

  • 月経前症候群(PMS)に伴う症状の予防
  • 腎臓結石(カルシウム石)の予防
  • 妊娠時の下肢痙攣の治療 など

摂取について

アーモンドや青のり、玄米、大豆などに多く含まれています。『日本人の食事摂取基準(2015年)』による1日あたりの推奨量は、30歳~49歳の成人男性で370mg、同世代の女性で290mgです。骨の健康維持のためには、カルシウムと一緒に摂るのが好ましいとされています。

その他、注目のはたらき

近年の臨床研究による治験では、マグネシウム摂取と糖尿病リスク低減との関連が示されています。具体的には、調査開始時点では糖尿病を有していない18歳から30歳までの米国人4,497名を対象に、マグネシウム摂取量を調査し、炎症マーカーや糖代謝との関連について追跡調査し、20年間のフォローアップの結果、330名が糖尿病を発症しました。その相関を見ると、マグネシウム摂取量が最も少ない群に比べて、最も多い群では糖尿病罹患リスクが47%低かったということです。炎症に関連した指標でも、同様の相関が示されています。以上のデータから、マグネシウムによる抗炎症作用および糖代謝改善作用を介した糖尿病罹患リスク低減作用が示されています。


(医学博士 蒲原聖可ブログ「DHCブログ」マグネシウム摂取と糖代謝改善の関係[2010年09月16日(木)]より)
更新日/2018.03.09

PROFILEPROFILE

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監修/医学博士蒲原聖可
高知県生まれ。徳島大学医学部卒業。同大学院修了。医師博士。
米国ロックフェラー大学、東京医科大学を経て現在、健康科学大学教授。日本薬科大学客員教授。昭和大学兼任講師。DHC研究顧問。日本統合医療学会理事、国際個別化医療学会理事。主な著書は『ヘルシーエイジングに役立つサプリメント・健康食品』(医学と看護社)、『サプリメント事典 第3版』(平凡社)『必携サプリメント・健康食品ハンドブック』(新興医学出版社)他多数。
医学博士 蒲原聖可ブログ/
http://www.dhcblog.com/kamohara/
更新日/2018.03.09

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