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カ行 2017.09.19

共役リノール酸

CLAとも呼ばれる不飽和脂肪酸の一種。リノール酸から生じる物質ですが、リノール酸とは構造が異なるため、「異性化リノール酸」とも呼ばれています。近年、複数の臨床試験によって、共役リノール酸(CLA)摂取による体重減少効果が示され、ダイエットサポートの機能性食品成分としてサプリメントに利用されています。

期待できるはたらき

肥満予防

脂肪の燃焼を促し、消費エネルギーを増やして体脂肪の蓄積による肥満を防ぎます。臨床試験では、1日あたり0.7~6.8gのCLAが4週間から1年間、投与された結果、体脂肪量の有意な減少が示されました。

脂質代謝改善

ヒト臨床研究で、共役リノール酸サプリメントあるいは食事由来の共役リノール酸によるLDL(悪玉)コレステロール値の有意な低下、HDL(善玉)コレステロール値の増加傾向が見出され、脂質代謝改善効果が期待されています。

その他、期待できるはたらき

  • がん予防
  • 動脈硬化予防
  • 糖尿病予防
  • 免疫調整 など

摂取について

食品では牛肉や乳製品に含まれています。しかし含有量はごくわずかで通常の食事では摂りにくいため、サプリメントでの摂取が効率的です。はたらきを期待するには、継続して利用するのが望ましいとされています。

その他、注目のはたらき

近年の臨床研究で、運動強度の高い若年アスリートにおいてCLAによる抗炎症作用が報告されています。具体的には、18~24歳の健康な若年23名を対象に、1日あたり5.6グラムのCLA投与群13名、偽薬群10名の2群について、2週間の介入を行い、介入の前後で血中の炎症に関わる物質量を測定。解析の結果、CLA投与群において炎症に関わる物質量が有意に低下していました。


(医学博士 蒲原聖可ブログ「DHCブログ」共役リノール酸(CLA)による抗炎症作用@アスリート[2016年03月19日(土)]より)
更新日/2017.09.14

PROFILEPROFILE

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監修/医学博士蒲原聖可
高知県生まれ。徳島大学医学部卒業。同大学院修了。医師博士。
米国ロックフェラー大学、東京医科大学を経て現在、健康科学大学教授。日本薬科大学客員教授。昭和大学兼任講師。DHC研究顧問。日本統合医療学会理事、国際個別化医療学会理事。主な著書は『ヘルシーエイジングに役立つサプリメント・健康食品』(医学と看護社)、『サプリメント事典 第3版』(平凡社)『必携サプリメント・健康食品ハンドブック』(新興医学出版社)他多数。
医学博士 蒲原聖可ブログ/
http://www.dhcblog.com/kamohara/
更新日/2017.09.14

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