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タ行 2017.09.19

必須ミネラルのひとつで、赤血球のヘモグロビンを構成する因子として、全身の細胞や組織に酸素を運ぶ役割を担っています。一般的に、鉄は吸収が悪いといわれ、とくに女性は月経の出血で鉄が失われやすいため、鉄不足に注意が必要です。しかし過剰摂取も要注意。活性酸素による酸化障害と関連することが知られており、必要以上摂ることはありません。

期待できるはたらき

鉄欠乏性貧血の予防・改善

鉄欠乏性貧血は、酸素を運ぶはたらきをもつ赤血球中のヘモグロビンの量が減少し体のすみずみに酸素が行き渡らず酸素不足になります。すると頭痛やめまい、動悸、疲れやすいといった症状を引き起こす原因に。ヘモグロビンの主な材料である鉄は、鉄欠乏症貧血の予防と改善に重要であると考えられます。

その他、期待できるはたらき

  • 鉄欠乏の小児にみられる高次機能障害の改善 など

摂取について

食品ではレバー、赤身肉、小松菜、ヒジキ、大豆などに多く含まれます。「日本人の食事摂取基準(2015年版)」による1日あたりの推奨量は、30〜49歳の成人男性で7.5mg、同世代の女性で月経なしの場合は6.5mg、月経ありの場合は10.5mgです。鉄は体内での吸収率が低いため、摂取量に注意しながら、薬やサプリメントを利用すると良いでしょう。

その他注目のはたらき

鉄の摂取により、若年女性における認知機能が改善したという研究が報告されています。まず治療前の時点で、鉄が足りている被験者では、鉄欠乏性貧血の女性よりもすぐれた認知機能が認められています。鉄治療後はさらに体内の貯蔵鉄の指標の改善と、認知機能の改善との間に、有意な相関が示されました。この研究から、若年女性における鉄充足率の重要性が考えられます。


(医学博士 蒲原聖可ブログ「DHCブログ」鉄と認知機能@若年女性[2007年03月19日(月)]より)
更新日/2018.03.09

PROFILEPROFILE

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監修/医学博士蒲原聖可
高知県生まれ。徳島大学医学部卒業。同大学院修了。医師博士。
米国ロックフェラー大学、東京医科大学を経て現在、健康科学大学教授。日本薬科大学客員教授。昭和大学兼任講師。DHC研究顧問。日本統合医療学会理事、国際個別化医療学会理事。主な著書は『ヘルシーエイジングに役立つサプリメント・健康食品』(医学と看護社)、『サプリメント事典 第3版』(平凡社)『必携サプリメント・健康食品ハンドブック』(新興医学出版社)他多数。
医学博士 蒲原聖可ブログ/
http://www.dhcblog.com/kamohara/
更新日/2018.03.09

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