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イチョウ葉エキスメインイメージ
ア行 2017.09.19

イチョウ葉エキス

200万年以上前の古生代から存在するとされ、地球上で最古の樹木のひとつであるイチョウの葉から抽出したエキス。有効成分として特有のフラボノイド系のファイトケミカルが存在し、抗酸化作用や抗炎症作用、血小板凝集作用などを介して効果を発揮します。日本やアメリカではサプリメントですが、ドイツやオーストラリアでは医薬品として扱われています。

期待できるはたらき

認知症による症状の改善

認知症には、脳血管障害による認知症型と、脳の萎縮によって起こるアルツハイマー型があり、イチョウ葉エキスは、両方のタイプへの効果が期待されています。ドイツの臨床試験では、216名の認知症患者に対して240mgのイチョウ葉エキスが24週間にわたり投与された結果、アルツハイマー病及び脳血管性認知症両方の改善が認められました。

末梢血管障害の改善

血液の流れを改善する作用があり、脳の血管や抹消血管の血流低下により起こる病気を予防します。例えば、動脈硬化により足に十分な血液が送られず、痛みを訴え歩行が困難になる閉塞性動脈硬化症などが挙げられます。また女性に多い冷え性は、血行不良が原因であることが多く、イチョウ葉エキスの血流改善作用が効果を発揮します。臨床試験では、ビタミンEとの併用で改善効果が報告されています。

その他、期待できるはたらき

  • 高血圧
  • 記憶力のサポート など

摂取について

食事からの摂取は難しい成分ですが、サプリメントで摂ることができます。日本におけるイチョウ葉エキスは品質にばらつきが認められるため、留意が必要です。適切な品質の目安として、22〜27%のフラボノイド配糖体と、5~7%のテルペン類を含むこと。また、アレルギー物質であるギンコール酸は除去され、5ppm(パーツ・パー・ミリオン)未満とされています。

その他、注目のはたらき

近年、イチョウ葉エキスによる青少年でのADHD(注意欠陥・多動性障害)への効果を示した臨床研究が報告されています。具体的には、メチルフェニデートmethylphenidate(20-30 mg/day)を服用しているADHDの小児・青少年を対象に、イチョウ葉エキス(80-120 mg/day)併用投与群、偽薬併用投与群の2群について、6週間の介入試験が行われ、開始時、2週間後、6週間後の時点で、ADHDに対する評価が行われました。解析の結果、偽薬群に比べて、イチョウ葉エキス併用投与群では、ADHD関連評価において有意な改善が見出されたということです。


(医学博士 蒲原聖可ブログ「DHCブログ」イチョウ葉エキスのADHD改善効果[2015年05月12日(火)]より)
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更新日/2017.09.14

PROFILEPROFILE

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監修/医学博士蒲原聖可
高知県生まれ。徳島大学医学部卒業。同大学院修了。医師博士。
米国ロックフェラー大学、東京医科大学を経て現在、健康科学大学教授。日本薬科大学客員教授。昭和大学兼任講師。DHC研究顧問。日本統合医療学会理事、国際個別化医療学会理事。主な著書は『ヘルシーエイジングに役立つサプリメント・健康食品』(医学と看護社)、『サプリメント事典 第3版』(平凡社)『必携サプリメント・健康食品ハンドブック』(新興医学出版社)他多数。
医学博士 蒲原聖可ブログ/
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更新日/2017.09.14

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