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ア行 2017.09.19

EPA

DHA(ドコサヘキサエン酸)とともに魚油に多く含まれる必須脂肪酸のひとつで、体内ではほとんど作られないため、食べ物から摂る必要があります。コレステロール値や中性脂肪値を下げて生活習慣病を予防するとして注目されています。体内で固まらない性質を持つ不飽和脂肪酸のなかで、構造上オメガ3系(n-3系)に分類されるEPAは、主に血管の健康に重要なはたらきをする栄養素です。

期待できるはたらき

血栓症の予防

血小板が固まるのを抑えて血栓ができるのを防ぎます。

脂質異常症の予防・改善

DHAも含むn-3系脂肪酸の作用として行われた研究報告では、1日4g程度のEPAとDHAを摂取した場合、LDL(悪玉)コレステロール値を5~10%低下させ、中性脂肪値も25〜30%引き下げる効果があるとされています。また動脈硬化の予防に役立ちます。

精神神経症状の改善

うつ病やイライラを緩和させ、情緒を安定させます。また、認知症患者に投与することで認知機能の改善がみられたという報告もあり、その効果が期待されています。

その他、期待できるはたらき

アレルギー症状の緩和 など

摂取について

イワシ、サバ、サンマなどの青魚や、マグロの眼球近くに豊富に含まれます。1日あたりの目安量は、DHAなども含む「n-3系脂肪酸」として「日本人の食事摂取基準(2015年度版)によると30〜49歳の成人男性で2.1g、同世代の女性で1.6g。とくに精製した成分でなくても効果は期待できますが、EPAは酸化しやすいので製品選びは慎重に行うとよいでしょう。

更新日/2017.09.12

PROFILEPROFILE

蒲原聖可のサムネイル
監修/医学博士蒲原聖可
高知県生まれ。徳島大学医学部卒業。同大学院修了。医師博士。
米国ロックフェラー大学、東京医科大学を経て現在、健康科学大学教授。日本薬科大学客員教授。昭和大学兼任講師。DHC研究顧問。日本統合医療学会理事、国際個別化医療学会理事。主な著書は『ヘルシーエイジングに役立つサプリメント・健康食品』(医学と看護社)、『サプリメント事典 第3版』(平凡社)『必携サプリメント・健康食品ハンドブック』(新興医学出版社)他多数。
医学博士 蒲原聖可ブログ/
http://www.dhcblog.com/kamohara/
更新日/2017.09.12

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