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タ行 2017.09.19

大豆イソフラボン

大豆に含まれる、ファイトコストロゲン(植物エストロゲン)の一種。女性ホルモンに似たはたらきをもつことから、女性の体調をサポートする機能性食品成分として利用されています。また、強い抗酸化力により、動脈硬化をはじめとする生活習慣病の予防にも効果が期待されています。

期待できるはたらき

更年期障害症状の予防・改善

女性ホルモンの一種であるエストロゲン減少によって現れる、ほてりやのぼせなどの身体的症状や、イライラ、不安などの精神的なものまで、更年期障害の不快な症状を緩和します。ほてりに関する効果を検証した3つの臨床試験でも、イソフラボン投与群の方が、偽薬郡よりも効果があったことが報告されています。

骨粗しょう症の予防

エストロゲン受容体(ER)に結合し、エストロゲンがもつ骨の中にカルシウムを蓄えるはたらきをサポート。エストロゲン分泌の減少によって起こる骨密度の低下を予防します。66名の閉経後の女性を対象にして、90mgあるいは56mgのイソフラボンを6カ月投与した研究では、90mg摂取したグループのほうが骨のミネラル密度が増加しました。

その他、期待できるはたらき

  • 抗がん作用
  • 月経前症候群(PMS)の改善
  • コレステロール低下作用 など

摂取について

納豆、豆腐、味噌などの大豆食品に含まれており、1日あたり50mg以上の摂取で効果が表れるといわれています。これは、豆腐なら100g、納豆なら50~60gに含まれる量に相当します。サプリメントで大豆イソフラボンを摂取する場合は、食事以外の摂取上限量が、アグリコン型での換算で1日あたり30mgと定められています。

その他注目のはたらき

大豆イソフラボンは女性に必要な成分というイメージがありますが、高齢男性に多い前立腺がんのリスク低減に作用するという研究報告もされています。具体的には、前立腺がんと新規に診断された日本人男性56名、対照群56名の2群を対象に、血中イソフラボン類、食事、便中に含まれる菌(Slackia sp. strain NATTS菌)が調査・測定され、イソフラボンの血中濃度および摂取量、エクオール産生菌、前立腺がんリスクとの関連を検証。解析の結果、血中イソフラボン類(ゲニステイン、ダイゼイン、グリシテイン)の高値と、前立腺がんリスク低減との相関が明らかであり、大豆などに由来するイソフラボン類の摂取による前立腺がんリスク低下作用が考えられます。


(医学博士 蒲原聖可ブログ「DHCブログ」イソフラボンによる前立腺がんリスク低下作用@日本人男性[2016年06月08日(水)]より)
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更新日/2017.09.14

PROFILEPROFILE

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監修/医学博士蒲原聖可
高知県生まれ。徳島大学医学部卒業。同大学院修了。医師博士。
米国ロックフェラー大学、東京医科大学を経て現在、健康科学大学教授。日本薬科大学客員教授。昭和大学兼任講師。DHC研究顧問。日本統合医療学会理事、国際個別化医療学会理事。主な著書は『ヘルシーエイジングに役立つサプリメント・健康食品』(医学と看護社)、『サプリメント事典 第3版』(平凡社)『必携サプリメント・健康食品ハンドブック』(新興医学出版社)他多数。
医学博士 蒲原聖可ブログ/
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更新日/2017.09.14

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