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カ行 2017.09.19

コラーゲン

タンパク質の一種で、骨や関節、皮膚などの結合組織に存在します。結合組織の主な構成成分であることから、骨や関節、皮膚に対する機能性食品として用いられています。また、加齢によって肌のコラーゲン生成機能が低下していくことが知られており、アンチエイジング目的として、よくサプリメントや飲料に配合されています。

期待できるはたらき

美肌効果

皮膚の真皮層では水分を除いた約70%がコラーゲンであり、皮膚の機能性に重要な役割を果たしています。皮膚に対する作用を検証した予備的試験では、皮膚の水分維持、柔軟性や弾力アップ、肌荒れの改善といったはたらきが報告されています。

骨粗しょう症の予防・改善

骨代謝を改善し、骨粗しょう症を防ぐはたらきがあると考えられます。骨に対する効果を検証した実験では、コラーゲンを投与することで、骨に含まれるコラーゲンの分解が抑えられました。

関節疾患の予防・改善

関節炎の患者にコラーゲンを投与した臨床試験によると、膝や股関節の痛みの緩和や、関節機能の改善が認められました。

その他、期待できるはたらき

  • 骨、軟骨をすこやかに保つ
  • 肌のアンチエイジング など

摂取について

食品では牛スジ、鳥の手羽先、鳥軟骨、豚足、うなぎ、フカヒレなどに含まれています。ただし、いずれも脂質が多いため食べ過ぎるとカロリーオーバーに。決まった摂取量はありませんが、短期間では効果が期待できないので継続利用が大切です。また単独で摂るよりも、ビタミンCとの併用が効果的とされています。さらに、関節炎や関節症が気になる人は、グルコサミンやコンドロイチンとの併用も望ましいです。

その他、注目のはたらき

最近の臨床研究では、トリ軟骨由来のⅡ型コラーゲン(UC-Ⅱ)による変形性膝関節症の症状改善効果が報告されています。具体的には、被験者191名を対象に、Ⅱ型コラーゲン(40mg)投与群、グルコサミン塩酸塩(1,500mg)+コンドロイチン硫酸(1,200mg)併用投与群、偽薬投与群の3群に分けて、180日間の介入試験を実施。180日間の投与の結果、Ⅱ型コラーゲン投与群では、他の2群に比べて、痛み、関節のこわばり、身体機能の3指標において有意な変化が見出されました。


(医学博士 蒲原聖可ブログ「DHCブログ」Ⅱ型コラーゲンによる変形性膝関節症症状改善効果[2016年02月08日(月)]より)
更新日/2017.09.14

PROFILEPROFILE

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監修/医学博士蒲原聖可
高知県生まれ。徳島大学医学部卒業。同大学院修了。医師博士。
米国ロックフェラー大学、東京医科大学を経て現在、健康科学大学教授。日本薬科大学客員教授。昭和大学兼任講師。DHC研究顧問。日本統合医療学会理事、国際個別化医療学会理事。主な著書は『ヘルシーエイジングに役立つサプリメント・健康食品』(医学と看護社)、『サプリメント事典 第3版』(平凡社)『必携サプリメント・健康食品ハンドブック』(新興医学出版社)他多数。
医学博士 蒲原聖可ブログ/
http://www.dhcblog.com/kamohara/
更新日/2017.09.14

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