> > ココナッツオイル
ココナッツオイルメインイメージ
カ行 2017.09.19

ココナッツオイル

ダイエットや認知症の予防などに役立つとされているココナッツオイル。その秘密はココナッツオイルに含まれる中鎖脂肪酸。最近では、肌トラブルや乳がんのQOL改善に役立つことも期待されています。

ココナッツオイルは、ヤシの実から摂れる天然植物オイルのこと。
ココナッツはフィリピン、タイ、スリランカなど東南アジアで多く収穫されます。一般的な油の多くが長鎖脂肪酸で構成されている一方、ココナッツオイルは約60%が中鎖脂肪酸で構成されています。
中鎖脂肪酸は脂肪として蓄積されにくく、吸収、分解が早くエネルギーとして利用されやすい特性があります。

期待できるはたらき

太りにくい体づくりに

ココナッツオイルに含まれる中鎖脂肪酸には、食後の熱産生(DIT)を高めることで、消費エネルギーを増大させる効果が期待されています。また、消化吸収は、一般的な油の約4倍、代謝は約10倍の速さです。小腸の絨毛に浸透して宿便や汚れを除去するなど、腸内環境を整える効果も合わせて、太りにくい体づくりが期待できます。

認知症の予防・改善

中鎖脂肪酸が肝臓で代謝される際に、「ケトン体」という成分が作り出されます。脳は普通、エネルギーとしてブドウ糖を消費しますが、認知症では、その消費がうまくいかないと考えられています。「ケトン体」はブドウ糖の唯一の代替エネルギー。ケトン体を脳のエネルギーとすることで、認知機能の向上や記憶力低下を予防、改善することが期待されています。

その他、期待できるはたらき

  • 免疫力を高め、感染症を予防

摂取について

認知症の改善を期待するだけの「ケトン体」を体内で作りだすには、一日大さじ2杯程度摂ると良いと言われています。普段の食生活にココナッツオイルをプラスするのではなく、普段使っているオイルをココナッツオイルに変えましょう。

その他、注目のはたらき

乳がん患者のQOL(生活の質)に対するバージンココナッツオイルの作用が検証された研究が報告されています。

具体的には、前向き研究として、マレーシアの大学のがん治療部門に入院した、ステージⅢおよびⅣの乳がん患者60名(平均年齢50.2歳)を対象に、介入群30名(バージンココナッツオイル10mLを1日2回投与)、対照群30名の2群について、科学療法の初回サイクルから第6回まで、QOLが評価されています。

評価方法として、EORTC QLQ-C30、および同指標の乳がん特異的モジュール(QLQ-BR 23)が用いられました。解析の結果、グローバルQOLスコアにおいて、両群間で有意な差が認められました。対照群に比べて、実薬群(バージンココナッツオイル投与群)では、疲労、呼吸困難、睡眠障害、食欲不振といった点における有意な改善が認められたということです。


(医学博士 蒲原聖可ブログ「DHCブログ」バージンココナッツオイルによる乳がん患者でのQOL改善作用 [2015年04月05日(日)]より)
更新日/2018.03.09

PROFILEPROFILE

蒲原聖可のサムネイル
監修/医学博士蒲原聖可
高知県生まれ。徳島大学医学部卒業。同大学院修了。医師博士。
米国ロックフェラー大学、東京医科大学を経て現在、健康科学大学教授。日本薬科大学客員教授。昭和大学兼任講師。DHC研究顧問。日本統合医療学会理事、国際個別化医療学会理事。主な著書は『ヘルシーエイジングに役立つサプリメント・健康食品』(医学と看護社)、『サプリメント事典 第3版』(平凡社)『必携サプリメント・健康食品ハンドブック』(新興医学出版社)他多数。
医学博士 蒲原聖可ブログ/
http://www.dhcblog.com/kamohara/
更新日/2018.03.09

TOPIC TAGSTOPIC TAGS人気のタグ

オリーブチャンネルとは?

オリーブチャンネルは、株式会社ディーエイチシーが運営する、美容・健康情報をご紹介するサイトです。話題の美容・健康成分のご紹介や、肌や身体を美しく元気にする方法を発信していきます。

オリーブチャンネルとは?

オリーブチャンネルは、株式会社ディーエイチシーが運営する、美容・健康情報をご紹介するサイトです。話題の美容・健康成分のご紹介や、肌や身体を美しく元気にする方法を発信していきます。