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カ行 2017.09.19

コンドロイチン

軟骨に存在するネバネバとした弾力成分で、ムコ多糖類の一種。関節軟骨や結合組織の構成成分であり、日常的なはたらきをスムーズにする潤滑油のはたらきをもっています。もともと私たちの骨や軟骨、角膜などに存在しますが、加齢とともに減少し、不足すると関節痛や腰痛の原因にもなるといわれます。補給にあたり、相乗効果が期待できるとしてグルコサミンと併用されることが多いです。

期待できるはたらき

変形性膝関節症の予防・症状の緩和

関節軟骨を保護し、傷ついた軟骨を修復するはたらきのほか、最近の研究では、外部からの刺激を受け取って調整する「シグナル伝達物質」としての作用も考えられています。ある臨床試験では、372名の患者にコンドロイチンを単独で投与した結果、投与後3カ月で平均43%、痛みの指標が減少。さらに半年から1年後には、指標が58%減少しました。さらに、154名の変形性膝関節症患者に1,000mgのコンドロイチンを6カ月間与えた研究や、1,200mgを3カ月間投与した臨床試験において、効果を認めたと報告されています。

その他、期待できるはたらき

  • 抗炎症作用
  • 脂質代謝改善
  • 動脈硬化予防 など

摂取について

体内でグルコサミンから合成されますが、年齢と共に量が減るため、サプリメントでの補給が効率的です。短期間でははたらきが期待できないので、継続して利用するのが望ましいです。変形性膝関節症や関節炎が気になる方は、グルコサミンとの併用がより効果的です。

その他、注目のはたらき

近年の研究では、グルコサミンとコンドロイチンの併用投与による側頭下顎関節障害へのはたらきも報告されています。具体的には、顎関節の痛みを訴え、MRIにて関節障害を認めた31名を対象に、1日あたり1,500mgのグルコサミン硫酸と、1,200mgのコンドロイチン硫酸の併用投与群と、鎮痛薬のトラマドール(tramadol)50mgを1日2回投与した群の2群について8週間、実験が行われました。解析の結果、変化が認められなかった鎮痛薬投与群に対して、グルコサミン+コンドロイチンの併用群では、開口障害の有意な改善や、関節液の炎症を示すPGE2値でも減少が認められました。


(医学博士 蒲原聖可ブログ「DHCブログ」グルコサミン・コンドロイチン投与による関節液の変化[2015年02月23日(月)]より)
更新日/2017.09.14

PROFILEPROFILE

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監修/医学博士蒲原聖可
高知県生まれ。徳島大学医学部卒業。同大学院修了。医師博士。
米国ロックフェラー大学、東京医科大学を経て現在、健康科学大学教授。日本薬科大学客員教授。昭和大学兼任講師。DHC研究顧問。日本統合医療学会理事、国際個別化医療学会理事。主な著書は『ヘルシーエイジングに役立つサプリメント・健康食品』(医学と看護社)、『サプリメント事典 第3版』(平凡社)『必携サプリメント・健康食品ハンドブック』(新興医学出版社)他多数。
医学博士 蒲原聖可ブログ/
http://www.dhcblog.com/kamohara/
更新日/2017.09.14

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