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カ行 2017.09.19

クロレラ

淡水産の藻の一種で、タンパク質やアミノ酸、ビタミン類、ミネラル類といった栄養素が豊富に含まれています。また、抗酸化作用がある葉緑素(クロロフィル)の含有量も多いことから、生活習慣病予防への効果が期待されています。現在、食用クロレラとして特定の種類が栽培され、機能性食品素材・サプリメント成分として利用されています。

期待できるはたらき

栄養補給

タンパク質やアミノ酸、ビタミン類やミネラル類が豊富に含まれているほか、抗酸化作用のある葉緑素の含有量も多く、健康維持に繋がる栄養素が補給できます。

抗酸化作用・生活習慣病の予防・改善

すぐれた抗酸化作用があることから、生活習慣病の予防効果が期待されています。ただし、これまでの臨床試験では、クロレラの単独投与ではなく、他のサプリメントとの併用で効果が認められたケースが多くなっています。例えば、DHAを取り込ませたクロレラ摂取による脂質異常症の改善、γ-アミノ酪酸(GABA)含有のクロレラによる高血圧の改善が報告されています。

その他、期待できるはたらき

  • 糖尿病の予防 など

摂取について

とくに決まった摂取量はありません。抗酸化作用による生活習慣病の予防や改善を目的とする場合は、短期間では効果が期待できないので、継続して利用するのが望ましいです。なお、ビタミンKが豊富に含まれているため、抗凝固剤であるワルファリンの作用を減弱させる可能性があります。ワルファリン等の医薬品を服用中の場合は、医師に相談するようにしてください。

その他、注目のはたらき

近年の研究では、心臓病のリスクを高める病態のひとつである動脈壁硬化の抑制・改善作用も示されています。具体的には、若年男性14名を対象に、クロレラあるいは偽薬を4週間投与し、投与前後で、血圧や心拍数、脈間脈波伝播速度、動脈壁硬化指数といった血管機能関連指標を測定。解析の結果、脈間脈波伝播速度は、クロレラ投与群では、投与前に比べて投与後に、有意な低下(改善)が認められました。動脈壁硬化改善の作用メカニズムとして、クロレラに含まれる機能性成分のビタミン類、アルギニン、カリウム、カルシウム、オメガ3系脂肪酸などの関与が推定されます。今後、心臓病や心血管イベントへの作用など臨床的意義の検証が期待されます。


(医学博士 蒲原聖可ブログ「DHCブログ」クロレラによる血管機能改善作用[2013年11月26日(火)]より)
更新日/2017.09.14

PROFILEPROFILE

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監修/医学博士蒲原聖可
高知県生まれ。徳島大学医学部卒業。同大学院修了。医師博士。
米国ロックフェラー大学、東京医科大学を経て現在、健康科学大学教授。日本薬科大学客員教授。昭和大学兼任講師。DHC研究顧問。日本統合医療学会理事、国際個別化医療学会理事。主な著書は『ヘルシーエイジングに役立つサプリメント・健康食品』(医学と看護社)、『サプリメント事典 第3版』(平凡社)『必携サプリメント・健康食品ハンドブック』(新興医学出版社)他多数。
医学博士 蒲原聖可ブログ/
http://www.dhcblog.com/kamohara/
更新日/2017.09.14

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