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サ行 2017.09.19

セラミド

皮膚の外側の角質層にある脂質の一種で、角質の細胞どうしをつなぎとめる役割をしている角質細胞間脂質を構成する主要成分。ヒトの皮膚では6種類のセラミドが存在します。皮膚を刺激から守るバリア機能に関与し、保湿作用や水分蒸発作用をもつことから、美肌や肌質改善を目的としたサプリントや化粧品に利用されています。加齢によって角質細胞間脂質の量は減少し、とくに主成分であるセラミドの含有量低下が著しいため、肌の健康維持やアンチエイジングに積極的に補いたい成分です。

期待できるはたらき

皮膚のバリア機能維持

角質層の細胞の隙間を満たして水分の蒸発を防ぎ、紫外線やホコリなどの外部刺激から肌を守るバリア機能を担っています。

美肌・美白効果

保湿作用により乾燥肌や肌荒れを防ぐほか、シミの元となるメラニンが作られるのを抑制する作用も報告されています。

皮膚障害の改善

アトピー性皮膚炎など、バリア機能の低下による皮膚疾患では、セラミド量が減少しており、セラミドの投与により皮膚の状態が改善されることが分かっています。また、健康食品としてのセラミドによる皮膚症状改善へのはたらきを示した臨床試験も報告されており、乾燥肌や肌荒れの症状を示す患者33名(男性6名、女性27名)を対象に、米由来セラミド(40mg/日、スフィンゴ脂質1.2mg/日)、あるいは偽薬を二重盲検法にて6週間経口投与。顕微鏡による3次元的画像解析で有効性があると分かりました。

その他、期待できるはたらき

  • 皮膚のアンチエイジング など

摂取について

米や小麦などに含まれています。サプリメントとしての用量は、1日あたり30~60mg程度です。短期間では効果が期待できないので、継続して利用するのが望ましいです。

その他注目のはたらき

大腸がん抑制作用を示唆する研究も報告されています。


(医学博士 蒲原聖可著書「サプリメント事典 第3版」(平凡社)より)
更新日/2017.09.12

PROFILEPROFILE

蒲原聖可のサムネイル
監修/医学博士蒲原聖可
高知県生まれ。徳島大学医学部卒業。同大学院修了。医師博士。
米国ロックフェラー大学、東京医科大学を経て現在、健康科学大学教授。日本薬科大学客員教授。昭和大学兼任講師。DHC研究顧問。日本統合医療学会理事、国際個別化医療学会理事。主な著書は『ヘルシーエイジングに役立つサプリメント・健康食品』(医学と看護社)、『サプリメント事典 第3版』(平凡社)『必携サプリメント・健康食品ハンドブック』(新興医学出版社)他多数。
医学博士 蒲原聖可ブログ/
http://www.dhcblog.com/kamohara/
更新日/2017.09.12

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