> > カルシウム
カルシウムメインイメージ
カ行 2017.09.19

カルシウム

骨や歯の形成に欠かせない必須ミネラルの一種。身体の1.5~2%を占めており、そのうちの99%は骨や歯に、残りの1%は筋肉や神経、血液中に存在します。骨はカルシウムの貯蔵庫の役割もあり、カルシウムを沈着させるだけでなく、他の部分でカルシウムが不足したときなど、必要に応じて血液中に溶出させます。血液中のカルシウムは生命活動に必要な様々な調節機能を担っています。また、厚労省の国民健康・栄養調査によると、平均的な日本人の食生活ではカルシウムの摂取不足が示されており、積極的に摂る必要があるとされています。

期待できるはたらき

骨粗しょう症や骨折の予防

骨の主要成分であるカルシウムを補い、適度な運動を行うことで、健康な骨を保ちます。また、加齢により骨の密度や量が低下し、骨がスカスカになってしまう骨粗しょう症になるリスクを低減します。

月経前症候群(PMS)に伴う症状の緩和

PMSとは、黄体期に相当する月経前3~10日に起こる精神的または肉体的な症状のこと。精神的症状としてイライラ、怒りっぽくなる、憂鬱、不安感などが、身体的症状としてのぼせ、下腹部膨満感、下腹痛、腰痛、頭痛、乳房痛などがあります。原因はまだ明らかになっておりませんが、こうしたPMSの症状緩和にカルシウム摂取が有効であるといわれています。

その他、期待できるはたらき

  • 高血圧予防 など

摂取について

『日本人の食事摂取基準(2015年版)』による一日の推奨量は、30~49歳の成人男性、女性とも650mgです。とくに成長期の子供、高齢者、妊婦・授乳婦はカルシウム不足になりやすいので、サプリメントなどで継続的に摂取するようにしましょう。カルシウムの吸収過程には様々な要素が影響を及ぼすため、摂取したカルシウムがそのまま体内で利用されるのは難しいですが、ビタミンDと一緒に摂取することで吸収を促進します。

その他、注目のはたらき

疫学研究では、カルシウムサプリメントと心血管リスクについての相関が示唆されていましたが、米国のグループによる近年の研究では、女性において比較的高用量のカルシウムサプリメント摂取でも、特に心血管リスクをあげるようなことはないという結果が得られました。むしろ、心血管イベントおよび心臓病リスクについては抑制作用が示されています。


(医学博士 蒲原聖可ブログ「DHCブログ」カルシウムサプリメントは心血管リスクを高めない[2014年05月20日(火)]より)
更新日/2017.09.14

PROFILEPROFILE

蒲原聖可のサムネイル
監修/医学博士蒲原聖可
高知県生まれ。徳島大学医学部卒業。同大学院修了。医師博士。
米国ロックフェラー大学、東京医科大学を経て現在、健康科学大学教授。日本薬科大学客員教授。昭和大学兼任講師。DHC研究顧問。日本統合医療学会理事、国際個別化医療学会理事。主な著書は『ヘルシーエイジングに役立つサプリメント・健康食品』(医学と看護社)、『サプリメント事典 第3版』(平凡社)『必携サプリメント・健康食品ハンドブック』(新興医学出版社)他多数。
医学博士 蒲原聖可ブログ/
http://www.dhcblog.com/kamohara/
更新日/2017.09.14

TOPIC TAGSTOPIC TAGS人気のタグ

オリーブチャンネルとは?

オリーブチャンネルは、株式会社ディーエイチシーが運営する、美容・健康情報をご紹介するサイトです。話題の美容・健康成分のご紹介や、肌や身体を美しく元気にする方法を発信していきます。

オリーブチャンネルとは?

オリーブチャンネルは、株式会社ディーエイチシーが運営する、美容・健康情報をご紹介するサイトです。話題の美容・健康成分のご紹介や、肌や身体を美しく元気にする方法を発信していきます。